【2章】室町パニック
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「いやー!今回は前に入ってもらったときよりさらに売り上げ伸びたよ!これも二人のおかげだ」
ランチ時が過ぎ、客が引いたタイミングで私達のアルバイトは終了した。
店主がニコニコと笑顔でアルバイト代を持ってきてくれた。
「二人ならいつでも歓迎だよ!また来てね」
「ありがとうございます」
銭の束を受け取り、店を後にした。
初めて手に入れたお金はずっしりと重かった。
「お疲れ様です」
「今日はありがとう、仙子ちゃん」
まだ日は昇っているのでお店もまだまだ開いている。
「少し寄りたいところがあるのですが、付き合ってもらえますか?」
「もちろん」
仙子ちゃんが寄ったお店は髪の毛に関する商品が取り揃えられているお店だった。
すでに買うものは決まっているらしく、仙子ちゃんはすぐに会計を終わらせていた。
私は店内をぐるりと見回すと、髪紐のコーナーに目が留まった。
「(この色、仙子ちゃんに似合いそう・・・)」
私は今日貰ったお金を思い出した。
「何か欲しいもの見つけましたか?」
会計を終えた仙子ちゃんが戻って来た。
「あのね、これって今日貰った銭で買えるかな?」
プレゼントする相手に聞くのはどうかと思ったが、前回利吉さんとの買い物で店主に騙された経緯があるためお金関係は信用できる人に聞いた方がいい。
「買えますよ」
「あの、二本欲しいんだけど」
「それでしたら・・・」
お金を見てもらって、教えてもらった銭を握り、店主に会計をしてもらった。
「初めてお買い物できた・・・!」
仙子ちゃんに付き合ってもらったが、自分で買えたことに感動した。
「良かったですね」
よしよし、と子どもにするときのように頭を撫でられた。
「もう」
子ども扱いしないで、とむくれたら笑われてしまった。
***************
髪紐を買っても、銭はまだまだ余っていた。
アルバイトの疲れもあったので、二人で甘味処に寄った。
軒先に置かれた長椅子に並んで座り、餡蜜に舌鼓を打っていると目の前に影が落ちた。
「さっきのうどん屋のねーちゃん達じゃねぇか」
下品な笑いを浮かべている男が二人立っていた。
そういえばさっきうどん屋で見たような・・・?
「仕事終わったなら、俺達と遊ぼうぜ」
どうしよう・・・。
変なのに絡まれちゃった。
仙子ちゃんをチラリと見遣ると、いつもの涼し気な目元は、涼しいを通り越して氷点下の空気を纏っていた。
「近づくな、下郎が。汚れる」
バッと女装を解き、仙蔵くんに戻ると男の手首を掴んだ。
男の手首から嫌な音が鳴りだらりと垂れた。
「いってぇ!!!」
「脱臼させた。医者に治して貰うんだな」
フンと鼻を鳴らす仙蔵くんに目を白黒させて男達は去っていった。
「す、すごいね・・・」
「目立ちすぎました。行きましょうか」
餡蜜はお持ち帰りして、少し離れた場所にある土手に移動した。
ランチ時が過ぎ、客が引いたタイミングで私達のアルバイトは終了した。
店主がニコニコと笑顔でアルバイト代を持ってきてくれた。
「二人ならいつでも歓迎だよ!また来てね」
「ありがとうございます」
銭の束を受け取り、店を後にした。
初めて手に入れたお金はずっしりと重かった。
「お疲れ様です」
「今日はありがとう、仙子ちゃん」
まだ日は昇っているのでお店もまだまだ開いている。
「少し寄りたいところがあるのですが、付き合ってもらえますか?」
「もちろん」
仙子ちゃんが寄ったお店は髪の毛に関する商品が取り揃えられているお店だった。
すでに買うものは決まっているらしく、仙子ちゃんはすぐに会計を終わらせていた。
私は店内をぐるりと見回すと、髪紐のコーナーに目が留まった。
「(この色、仙子ちゃんに似合いそう・・・)」
私は今日貰ったお金を思い出した。
「何か欲しいもの見つけましたか?」
会計を終えた仙子ちゃんが戻って来た。
「あのね、これって今日貰った銭で買えるかな?」
プレゼントする相手に聞くのはどうかと思ったが、前回利吉さんとの買い物で店主に騙された経緯があるためお金関係は信用できる人に聞いた方がいい。
「買えますよ」
「あの、二本欲しいんだけど」
「それでしたら・・・」
お金を見てもらって、教えてもらった銭を握り、店主に会計をしてもらった。
「初めてお買い物できた・・・!」
仙子ちゃんに付き合ってもらったが、自分で買えたことに感動した。
「良かったですね」
よしよし、と子どもにするときのように頭を撫でられた。
「もう」
子ども扱いしないで、とむくれたら笑われてしまった。
***************
髪紐を買っても、銭はまだまだ余っていた。
アルバイトの疲れもあったので、二人で甘味処に寄った。
軒先に置かれた長椅子に並んで座り、餡蜜に舌鼓を打っていると目の前に影が落ちた。
「さっきのうどん屋のねーちゃん達じゃねぇか」
下品な笑いを浮かべている男が二人立っていた。
そういえばさっきうどん屋で見たような・・・?
「仕事終わったなら、俺達と遊ぼうぜ」
どうしよう・・・。
変なのに絡まれちゃった。
仙子ちゃんをチラリと見遣ると、いつもの涼し気な目元は、涼しいを通り越して氷点下の空気を纏っていた。
「近づくな、下郎が。汚れる」
バッと女装を解き、仙蔵くんに戻ると男の手首を掴んだ。
男の手首から嫌な音が鳴りだらりと垂れた。
「いってぇ!!!」
「脱臼させた。医者に治して貰うんだな」
フンと鼻を鳴らす仙蔵くんに目を白黒させて男達は去っていった。
「す、すごいね・・・」
「目立ちすぎました。行きましょうか」
餡蜜はお持ち帰りして、少し離れた場所にある土手に移動した。
