【2章】室町パニック
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お味噌汁をちびちび啜っている土井先生は、明らかにもうご飯を終えたそうだった。
「(味付け合わなかったかな…?)」
私も湯呑みのお茶をちびちび啜った。
「土井先生!!それは名前ちゃんがここで初めて作ったご飯なんだよ」
食堂のおばちゃんも土井先生が残してることに気づいたらしい。
カウンターから身を乗り出している。
「ねぇ?名前ちゃん、初めてだから頑張ったんだよねぇ?」
「はい、頑張りました」
「ほら。それなのに残すのかい?名前ちゃんの❝ハジメテ❞食べないのかい?」
な、なんかおばちゃんの言い方が気になる…。
「あの…味薄かったですか?醤油持ってきましょうか?」
「いや、違うんだ。そうじゃないんだ」
顔を赤くして箸を持って、プルプルと震えている土井先生。
「おばちゃん!わざとだろ?」
「さぁ?なんのことかいね」
二人にしか分からない会話をしていた。
お味噌汁…冷めちゃうよ。
「私、ちょっと水汲みに行ってくるから、名前ちゃんは土井先生をしっかり見張ってて」
「私が行きますよ!」
「いいから、いいから」
食堂のおばちゃんは、やれやれと呆れながら裏口から出ていった。
「あの…もしかしてお腹いっぱいですか?」
「じ、実はちょっとね」
絶対嘘。
一日働いて、夕餉の時刻を過ぎてるのにお腹減ってないはずがない。
「(やっぱりおばちゃんに作ってもらえばよかった…)」
そりゃあ、あんなに美味しいご飯を毎日食べていたら私が作ったやつじゃ満足できないよね。
「あの、今おばちゃん居ないですし…下げちゃいましょうか」
勿体ないけど、手がつけられていないから、私が食べちゃおうかな。
「じゃあ、名前さんの❝ハジメテ❞私が頂きます」
ひょい、と腕が伸びてきて、お盆に乗っていたほうれん草のお浸しが攫われていった。
「「利吉さん(くん)!!」」
どこから持ってきたのか、お箸でササッと小鉢の中を空にした利吉さんは、それをお盆に戻した。
「名前さん、美味しかったですよ」
「よかった…!!ほうれん草茹ですぎたかなって思ってたんです」
「いえいえ、ちょうどよかったです」
やっぱり食べてもらえたら嬉しい。
キッチンタイマーなんて便利なものがないため、茹で加減は勘だったから一番不安だったのだ。
「お味噌汁も食べないなら私が…」
「食べるよ!!」
利吉さんが手を伸ばそうとしたら、サッと土井先生はお味噌汁の御椀を取り、まるでジュースを飲むかのように一気に飲み干した。
「そんな、無理しないでください…」
顔が青白い。
無理矢理食べてもらっても嬉しくない。
「(そんなに美味しくなかったのかな…)」
お味噌入れ過ぎた?逆に薄かった?
「土井先生。いい加減白状したらどうですか。名前さん、悲しそうですよ」
「(味付け合わなかったかな…?)」
私も湯呑みのお茶をちびちび啜った。
「土井先生!!それは名前ちゃんがここで初めて作ったご飯なんだよ」
食堂のおばちゃんも土井先生が残してることに気づいたらしい。
カウンターから身を乗り出している。
「ねぇ?名前ちゃん、初めてだから頑張ったんだよねぇ?」
「はい、頑張りました」
「ほら。それなのに残すのかい?名前ちゃんの❝ハジメテ❞食べないのかい?」
な、なんかおばちゃんの言い方が気になる…。
「あの…味薄かったですか?醤油持ってきましょうか?」
「いや、違うんだ。そうじゃないんだ」
顔を赤くして箸を持って、プルプルと震えている土井先生。
「おばちゃん!わざとだろ?」
「さぁ?なんのことかいね」
二人にしか分からない会話をしていた。
お味噌汁…冷めちゃうよ。
「私、ちょっと水汲みに行ってくるから、名前ちゃんは土井先生をしっかり見張ってて」
「私が行きますよ!」
「いいから、いいから」
食堂のおばちゃんは、やれやれと呆れながら裏口から出ていった。
「あの…もしかしてお腹いっぱいですか?」
「じ、実はちょっとね」
絶対嘘。
一日働いて、夕餉の時刻を過ぎてるのにお腹減ってないはずがない。
「(やっぱりおばちゃんに作ってもらえばよかった…)」
そりゃあ、あんなに美味しいご飯を毎日食べていたら私が作ったやつじゃ満足できないよね。
「あの、今おばちゃん居ないですし…下げちゃいましょうか」
勿体ないけど、手がつけられていないから、私が食べちゃおうかな。
「じゃあ、名前さんの❝ハジメテ❞私が頂きます」
ひょい、と腕が伸びてきて、お盆に乗っていたほうれん草のお浸しが攫われていった。
「「利吉さん(くん)!!」」
どこから持ってきたのか、お箸でササッと小鉢の中を空にした利吉さんは、それをお盆に戻した。
「名前さん、美味しかったですよ」
「よかった…!!ほうれん草茹ですぎたかなって思ってたんです」
「いえいえ、ちょうどよかったです」
やっぱり食べてもらえたら嬉しい。
キッチンタイマーなんて便利なものがないため、茹で加減は勘だったから一番不安だったのだ。
「お味噌汁も食べないなら私が…」
「食べるよ!!」
利吉さんが手を伸ばそうとしたら、サッと土井先生はお味噌汁の御椀を取り、まるでジュースを飲むかのように一気に飲み干した。
「そんな、無理しないでください…」
顔が青白い。
無理矢理食べてもらっても嬉しくない。
「(そんなに美味しくなかったのかな…)」
お味噌入れ過ぎた?逆に薄かった?
「土井先生。いい加減白状したらどうですか。名前さん、悲しそうですよ」
