【1章】さよなら令和、ようこそ室町
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いやいやいやいや。
一体何が起こったのか。
休日に友人との待ち合わせまで時間があったので、用意を済ませたあと部屋でちょっと二度寝しただけ。
それなのにやたらと身体が痛いと起きてみたら、地面に直に寝そべっていた自分。
頬や服についた砂利を払い立ち上がると360度どこを見渡しても木が生い茂っている。
「夢…?痛っ!」
狐につままれた気分で一歩踏み出して見たら、足裏で石を踏んでしまった。
そこで自分が素足であることに気づいた。
「嘘でしょ…」
夢なら早く覚めてほしい。
しかし、先ほどの痛みといい時間が経過すればするほど夢ではないのではという不安が強くなっていった。
だってそれほどまでに頭ははっきりしているのだ。
「誘拐された…?」
一番濃厚なのは寝ている間に誰かが部屋に入ってきて、私をここに捨てた可能性だ。
玄関、窓の鍵は閉めていたとは思うが、100%の自信があるかと聞かれたら……わからない。
「身体は…痛くない」
暴行されたような感じは全くない。
とにかく、誘拐されたなら助けを求めなければ。
友人と出かけるために新しいワンピースを下ろしたことに後悔した。
ズボンにしとけばよかった。
「とにかく…水を見つけなきゃ。山をくだろう」
本当はじっとして助けが来るのを待つべきなのかもしれないが、不安が押し寄せて何か行動しなければという気持ちに駆り立てられた。
なるべく人が歩けそうな道を選んで、怪我をしないように一歩、また一歩と裸足のまま歩き出した。
どれぐらい歩いただろうか。
体感では十五分ほど。
スマホさえあれば…と服を触ってみるが何も持っておらず溜息が出た。
「誰か…いませんかー?」
時々声を出してみるが、熊とか出たらどうしようと不安になって、よっぽど近くにいないと聞こえないであろう声量しか出せない。
大した距離は歩いていないはずだが、裸足なのでとにかく足が痛い。
ゴミでもいいから足裏を保護したいと思って探すが何も見つからない。
「せめて水…」
人が見つからないならせめて水を見つけないと。
野垂れ死んでしまう。
時間が経過するにつれ、どんどん不安と焦りが増してきた。
そのとき、背後からガサガサと茂みが揺れる音がした。
もしかして獰猛な野生動物では!?と慌てて振り返ると私の目は点になった。
だって、出てきたのは忍者の格好をした男の子達だったのだから。
一体何が起こったのか。
休日に友人との待ち合わせまで時間があったので、用意を済ませたあと部屋でちょっと二度寝しただけ。
それなのにやたらと身体が痛いと起きてみたら、地面に直に寝そべっていた自分。
頬や服についた砂利を払い立ち上がると360度どこを見渡しても木が生い茂っている。
「夢…?痛っ!」
狐につままれた気分で一歩踏み出して見たら、足裏で石を踏んでしまった。
そこで自分が素足であることに気づいた。
「嘘でしょ…」
夢なら早く覚めてほしい。
しかし、先ほどの痛みといい時間が経過すればするほど夢ではないのではという不安が強くなっていった。
だってそれほどまでに頭ははっきりしているのだ。
「誘拐された…?」
一番濃厚なのは寝ている間に誰かが部屋に入ってきて、私をここに捨てた可能性だ。
玄関、窓の鍵は閉めていたとは思うが、100%の自信があるかと聞かれたら……わからない。
「身体は…痛くない」
暴行されたような感じは全くない。
とにかく、誘拐されたなら助けを求めなければ。
友人と出かけるために新しいワンピースを下ろしたことに後悔した。
ズボンにしとけばよかった。
「とにかく…水を見つけなきゃ。山をくだろう」
本当はじっとして助けが来るのを待つべきなのかもしれないが、不安が押し寄せて何か行動しなければという気持ちに駆り立てられた。
なるべく人が歩けそうな道を選んで、怪我をしないように一歩、また一歩と裸足のまま歩き出した。
どれぐらい歩いただろうか。
体感では十五分ほど。
スマホさえあれば…と服を触ってみるが何も持っておらず溜息が出た。
「誰か…いませんかー?」
時々声を出してみるが、熊とか出たらどうしようと不安になって、よっぽど近くにいないと聞こえないであろう声量しか出せない。
大した距離は歩いていないはずだが、裸足なのでとにかく足が痛い。
ゴミでもいいから足裏を保護したいと思って探すが何も見つからない。
「せめて水…」
人が見つからないならせめて水を見つけないと。
野垂れ死んでしまう。
時間が経過するにつれ、どんどん不安と焦りが増してきた。
そのとき、背後からガサガサと茂みが揺れる音がした。
もしかして獰猛な野生動物では!?と慌てて振り返ると私の目は点になった。
だって、出てきたのは忍者の格好をした男の子達だったのだから。
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