おやごころ
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「いいの?」
「何がですか。それより退いてくれません?なに道の真ん中で寝てるんだ」
「あは、ちょっとミスっちゃってさぁー、動けないの」
「おや、道理で血生臭いと思いました」
「ヒーローとフリッピーの抗争に巻き込まれちゃってねー」
「珍しいですね……いつも要領よく逃げるくせに」
「まぁねぇ。で、いいの?」
「だから何がですか」
「これー、あ、見えないんだった」
「──ナイフですか」
「うん……モールってホントに見えてないの?」
「見えてない。と、この前散々言ったでしょう」
「そーだったねぇ……。で、これフリッピーのなんだけどね?」
「だからなんです」
「いいの?……イチちゃん、随分フリッピーにかまってるみたいだけど。しかも致死率高いほう」
「良いも何も、イチの勝手でしょう」
「でも保護者でしょ──やめてそれ僕の手だから!杖!!ぐりぐりしないで!?」
「……止めても聞かないでしょうね、あれは」
「そうなの?」
「分からないんですか?」
( 医者のくせに )
( 死にかけだもん、勘弁してよー )
【end】
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