02 彼らとの出逢い
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安[ちょ、待てって丸ぅ!返せよ~]
錦[ヤスうるさい!ちょー静かにして!]
忠[ヤス走んな~寝られへん~]
丸[ゆうちん!パス!]
横[おぉっしゃあ!
ほらヤス!こっちやあっ(笑)]
安[ちょっまっ、横ちょ~
もー信ちゃんあいつらどーにかしてや~(泣)]
雛[もー丸!横!
こいついっつまでもうるさいねんから
はよ返したれっ]
たくさんの大人の男の人たちが
まるで子どもみたいに
言い争いをしているのを目の当たりにして、
思わず笑みがこぼれる
「…な、なに?
…ふふっ(笑)
ちょ、渋谷さん、この人たち…」
ふと横を見ると、
彼はお腹を抱えて笑っていた
『あっははははは!
ちょっお前ら!集合や集合!
おい、大倉!起きろって(笑)』
安[あ、すばるくんっ(泣)]
忠[…なんなん。]
錦[あれ?その子だれ?]
丸[うわっすばるくんが女の子連れてるっ]
横[あ、すばるっほれパスっ(笑)]
雛[もー、こら横ぉっ!]バシッ
『ちょ、わかったわかった!
ほら返すから!ヒナ落ち着けって、
ヤスもほらっ』
安[ありがとう~(泣)
もーデータ消えてもーたか思た~]
『ごめんなあ、ちい!
いきなりうるさぁてびっくりしたやろっ
紹介するわ!こいつらが関ジャニ∞のメンバーで、
左から、ちっさいのがヤス!』
安[すばるくんかて変わらんやんっ]
『うっさいわっ(笑)
んで、その一番うるさいんが丸。』
丸[あ、どーも~(笑)]
『そこのごついのはヒナ。改め、ゴリラ。』
雛[どーも む・ら・か・み です~!]バシッ
『痛い痛いっ(笑)
で、あっこの、なかなか近づいてこーへん
おっちゃんが、人見知りの横。』
横[おい、人を女の子の前で
緊張してるやつみたいにゆうな(笑)]
『いや、その通りやんっ(笑)
で、その端ではにかんでんのが
同じく人見知り、プレイボーイ錦戸さん。』
錦[ちょ、やめてやすばるくん!(笑)
ども、錦戸亮です(笑)]
『最後に、今にも寝そうなでっかいのが大倉!』
忠[寝ぇへんよお(笑)
で?その子誰なん?可愛いやん、彼女?(笑)]
『っあほぉっお前!
そんなんっちゃうわぼけぇ!!(汗)』
わ、また…
あんまりからかわないでよ、
彼すごく怒ってる…
「あのっそんなんじゃないんです!
私、作詞家をやってまして、
いま、渋谷さんと一緒に
お仕事させていただいてるだけですから…」
丸[へえっ、作詞家さん。]
錦[え、でも自分見た感じ結構若ない?]
横[失礼ですけど、おいくつ…]
雛[あほっ女性に対して失礼やろっ]バシッ
「あ、いえ!
まだそんな隠すような歳でもないですし…(苦笑)」
雛[え、いくつですか?]
横[(なあ!さっきおれどついたんこいつやんな?!)]
「あ、はい。
今18です。」
横[18って…]
[[高校生?!]]
「あ、はい。一応…
すみません…(汗)」
安[わっか~!
え、すごいなあ!
ちょ、向こうで話ししよーやあ!
おい、大倉!女子高生やぞ!お前大好きやろ!(笑)]
そういってぐいっと私の腕を引っ張るヤスさん
忠[あほぉヤス!
そんなんゆーたら俺変態みたいやんけ!
ごめんな?そんなことないからな?(汗)]
丸[お前大倉ぁ!焦ったら余計怪しいぞっ(笑)]
忠[ちょ、やめてやも~
なんか変な汗出てきたあっ(汗]
横[おいお前ら!俺を置いていくなよ~(笑)]
安[なんか横ちょがやらしい顔してきた~っ(笑)
気ぃつけやぁ!
…えっと?]
「あ、如月です。…如月ちい。」
安[ちいちゃん!
あ、俺のことは、章大って呼んで!(笑)]
横[なんで〝章大〟やねん、
お前ヤスやんけ(笑)]
忠[ちゃうねん、ヤス今
〝章大〟キャンペーン中やねん(笑)]
『ちょーっ!お前ら!
拉致んな拉致んな、うちの子を~!
ほらっ散れっ散れ!』
「…きゃっ(汗)」
力強く抱き寄せられた彼の腕から
体温が伝わって、
なんだかとても、熱い。
錦[なんなん、えーやんか~
あ、今からみんなでメシいこーやっ]
雛[お、ええね~]
丸[ちいちゃんも、ええやろ?]
「えっはい、もちろん…」
上がった熱を覚ますように、
彼の胸から飛びのいて
慌てて返事をした
『ちょっ勝手に決めんなあ!(汗)』
忠[なに、独り占めしたいん?(笑)]
少し意地悪そうに笑って、
これみよがしに
後ろから私の肩に腕を回す大倉さん
『なっ、大倉あ!!(汗)』
忠[っははっ!
すばるくん、わっかりやすぅ!(笑)]
そう言って腕を離すと、
私はぽんっと背中を押されて、
彼の腕に抱きとめられた
「きゃっ…、あ…」
丸[え、なになに?この空気…(汗)]
雛[なに、ほんまはできてんの?]
『っちゃ、ちゃうゆーてるやろあほぉ!!(汗)
メシ行くんやろ、はよ行こ!
ほら、行くで、ちい!』
そう言って楽屋を出た彼の耳は真っ赤だった。
彼を追うように私も楽屋を出て、
「あ、あの!ごめんなさい…
彼女と間違われたりして…(汗)」
『ああ、あいつら面白がってるだけやし』
「すごく怒ってたでしょ…」
『えっ別に怒ってはないよ?!』
「うそっ
だって…
耳が、真っ赤だったんだもん…」
『っはあ?!うわっ俺っ?!
まじで!だっさ…(照)』
「あ、あの、気をつけます!
だから…その…っ」
『っ違う!!!(汗)
その、恥ずかしかっただけで、
怒ってるとかは、ない、から…
あーもう!カッコ悪い!!(照)』
そっか、照れてたんだ…
[[行こか~]]
『とにかく忘れて!(汗)
ほら、行こ?』
「…可愛い。(笑)」
『えっ?』
「ううん!
行きましょ?」
不覚にも 一回りも年上の彼を、
私みたいな子供相手に
本気で照れちゃうような彼を、
可愛い、
なんて思ってしまった。
なんて、彼には内緒だけどね。
時刻は21時半
街は一気に大人たちの色に変わる
初めて歩く大人街
彼の住む 大人街