？「こんな時間に何してるの」
？「お前学校は行かないのか」

『お互い様じゃん』

本当だったら私は小学2年生
だけど私のわがままで小学校には通っていない

話しかけてきたのはあからさまに学校をさぼっているであろう男の子二人

ランドセルしょった二人がしゃがんでいる私の顔を覗き込んでくる

？「お前名前は？」

『名乗るならそっちからでしょ』

「おれ蘭」
「俺は竜胆」
『私は舞』

蘭「なんでもいいけど舞はひとりなの」
『ほかの子見える？』
竜「じゃあ俺らと遊ぼうぜ」

『、、、いいけど』



これが灰谷兄弟（こいつら）との出会い

この日から毎日のように遊びに来た灰谷兄弟と仲良くなった


私は小学4年生から地元の小学校に通い始めたけど家系のせいでみんなとなじめずそんなこと気にしない灰谷兄弟とのつながりばかり深くなるのであった。