白のセレナーデ
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聖戦士は顔をしかめながら黙り込んでいた。
「……」
恋人になって数ヶ月、実は接吻すらしてないことに今更気付いたのだ。
それと同時に、その先の性的なことにも到ってないことに、聖戦士は地味にショックを受ける。
「……あいつは、俺を受けいれてはないのか……?」
疑心は不安に変わり、すぐにでも名無しに会いたくなった。だが彼女は外出中だ、自分も家に置いていかれてる。
「早く帰ってこい……名無し……」
こんなにも弱い自分がいる、その事実がただひたすら許せなかった。
「ただいま〜……」
疲れてフラフラとした足取りで名無しが帰ってきた。
「大丈夫か」
今にも倒れそうなところを聖戦士が出迎え、その身体を支える。名無しは礼を言うと、聖戦士の逞しい身体に身を預けた。
平静を装っているものの、聖戦士の顔がほのかに赤くなる。
名無しの胸の膨らみが、自分の身体にあたっているのだ。
「べ、ベッドに行くか……?」
「うん……ちょっと寝かせて……」
聖戦士は名無しの膝裏を持ち上げ、横に抱える。
「せっ、聖戦士!?」
「……連れていってやる」
ゆっくりした速さで自室へと連れていかれ、名無しをベッドに降ろした。その時、聖戦士の大きな手が、柔らかで小さな手に包まれた。
「名無し……?」
「あのね、聖戦士……その、聖戦士は……男性だよね……?」
「ああ、それがどうかしたか?」
名無しはもじもじ身体を動かす。聖戦士の頭には疑問符しかなかった。
「……どうした、言われないと分からない」
「その、ね。聖戦士とそういうことしてないから……私のこと女の子としてみているのかなぁとか、性的な感じでみているのかなぁって……」
予想外の言葉に聖戦士は面食らう。
違うところで互いに不安を抱いていた、名無しは真摯に自分のことを愛してくれている。
片方の手で名無しの頬に触れる。火照って熱いくらいだ。
「聖戦士、キス……しよう……」
初めて唇を重ねる、重ねるだけだったつもりのキスは、興奮が高まってしまい、聖戦士は名無しの咥内に舌を侵入させた。
「んっ……ん……」
唾液が絡まり合い、何も考えられなくなる。眠気なんてどこかへいってしまったくらいだ。
キスをしながら、服の上から胸をまさぐられる。不思議と恐怖はない。むしろもっと触れてほしい。
唇が離れ、恥ずかしさでいっぱいになる。
「聖……戦士ぃ……!」
「……痛かったら言え」
ブラジャーごと捲りあげられてしまった。聖戦士の目に双丘がとらえられる。聖戦士は目を細め、首筋に顔を埋める。そして小さな痛みがはしった。
「……誰にも渡さない、名無しは俺のものだ……」
キスマークを付けられたと、理解するのに時間がかかった。その間に聖戦士は乳房を揉みしだき、指で乳首を弄る。
「やっ、ああ……」
未知の感覚に頭がどうにかなりそうだ。必死に堪えながら、聖戦士の愛撫を受ける。
聖戦士の頭が下に移動してきて、桃色に色づいた乳首を舐めあげた。
「あ! 聖戦士……!」
ぬるぬると動く舌がいやらしい感覚を作りだしていく。息をするのも精一杯だ。
「聖戦士……赤ちゃんみたい……」
「なに……」
「だって……ふふっ」
聖戦士は名無しの屈辱感と勢いに任せて、スカートも、下着も剥ぎ取ってしまった。
名無しの全裸が聖戦士の前に晒される。
「……子どもはこんなことは、しないだろうな」
耳元で囁かれる。本当に自分の声なのか疑わしいほど、艶めかしい声が出る。
前戯で嫌というほど濡れたそこに指があてがわれる。くちゅ、と淫猥な音がした。そのまま膣の中へ男らしい節ばった指が入ってくる。
「あああっ、あっ……!」
指の根本まで咥え込み、きゅうきゅう締め付ける。
「……淫らだな」
「やっ、ああっ!」
指を曲げたり、2本の指で掻き回したり、様々な方法で名無しを更に淫らにしていく。
「っ、あっ!」
また別の反応をしたところを執拗に弄る。
「やっ! いやっ! 聖戦士! だめぇ……!」
堪えようのない快感の波に、一瞬だけ身を委ねたら、聖戦士の指を締め付けて、達してしまった。
「……名無し……大丈夫か」
真っ白な頭の中で、聖戦士の優しげな声が響いてくる。
「うん……」
「……もう頃合いだろう。入れるぞ」
主張している聖戦士の欲望はほの暗くても判る。ぐっと挿入された時、裂けそうな痛みがした。
「うっ……つぅぅ……!」
「……名無し……俺が言うのも何だが、無理はするな……!」
余裕がない聖戦士、そんな中でも名無しの頭を撫で、痛みが和らぐのを手伝う。
「……動かすぞ」
ゆっくり抽挿され、痛みは散り散りになり、聖戦士と繋がっていることだけしか考えられなくなった。
「聖……! 戦士……!」
快感が高まって、また頭が真っ白になりつつある。
「名無し……! 出すぞ……!」
聖戦士に抱きしめられ、熱いものが中にほとばしり、背中が仰け反る。
肩で息をするのも大変だが、聖戦士を抱きしめる。
「……名無し、愛している」
再び撫でられ、口付けをする。二人はこの上ない幸福感に包まれ、訪れた微睡みに目を閉じた。
「……」
恋人になって数ヶ月、実は接吻すらしてないことに今更気付いたのだ。
それと同時に、その先の性的なことにも到ってないことに、聖戦士は地味にショックを受ける。
「……あいつは、俺を受けいれてはないのか……?」
疑心は不安に変わり、すぐにでも名無しに会いたくなった。だが彼女は外出中だ、自分も家に置いていかれてる。
「早く帰ってこい……名無し……」
こんなにも弱い自分がいる、その事実がただひたすら許せなかった。
「ただいま〜……」
疲れてフラフラとした足取りで名無しが帰ってきた。
「大丈夫か」
今にも倒れそうなところを聖戦士が出迎え、その身体を支える。名無しは礼を言うと、聖戦士の逞しい身体に身を預けた。
平静を装っているものの、聖戦士の顔がほのかに赤くなる。
名無しの胸の膨らみが、自分の身体にあたっているのだ。
「べ、ベッドに行くか……?」
「うん……ちょっと寝かせて……」
聖戦士は名無しの膝裏を持ち上げ、横に抱える。
「せっ、聖戦士!?」
「……連れていってやる」
ゆっくりした速さで自室へと連れていかれ、名無しをベッドに降ろした。その時、聖戦士の大きな手が、柔らかで小さな手に包まれた。
「名無し……?」
「あのね、聖戦士……その、聖戦士は……男性だよね……?」
「ああ、それがどうかしたか?」
名無しはもじもじ身体を動かす。聖戦士の頭には疑問符しかなかった。
「……どうした、言われないと分からない」
「その、ね。聖戦士とそういうことしてないから……私のこと女の子としてみているのかなぁとか、性的な感じでみているのかなぁって……」
予想外の言葉に聖戦士は面食らう。
違うところで互いに不安を抱いていた、名無しは真摯に自分のことを愛してくれている。
片方の手で名無しの頬に触れる。火照って熱いくらいだ。
「聖戦士、キス……しよう……」
初めて唇を重ねる、重ねるだけだったつもりのキスは、興奮が高まってしまい、聖戦士は名無しの咥内に舌を侵入させた。
「んっ……ん……」
唾液が絡まり合い、何も考えられなくなる。眠気なんてどこかへいってしまったくらいだ。
キスをしながら、服の上から胸をまさぐられる。不思議と恐怖はない。むしろもっと触れてほしい。
唇が離れ、恥ずかしさでいっぱいになる。
「聖……戦士ぃ……!」
「……痛かったら言え」
ブラジャーごと捲りあげられてしまった。聖戦士の目に双丘がとらえられる。聖戦士は目を細め、首筋に顔を埋める。そして小さな痛みがはしった。
「……誰にも渡さない、名無しは俺のものだ……」
キスマークを付けられたと、理解するのに時間がかかった。その間に聖戦士は乳房を揉みしだき、指で乳首を弄る。
「やっ、ああ……」
未知の感覚に頭がどうにかなりそうだ。必死に堪えながら、聖戦士の愛撫を受ける。
聖戦士の頭が下に移動してきて、桃色に色づいた乳首を舐めあげた。
「あ! 聖戦士……!」
ぬるぬると動く舌がいやらしい感覚を作りだしていく。息をするのも精一杯だ。
「聖戦士……赤ちゃんみたい……」
「なに……」
「だって……ふふっ」
聖戦士は名無しの屈辱感と勢いに任せて、スカートも、下着も剥ぎ取ってしまった。
名無しの全裸が聖戦士の前に晒される。
「……子どもはこんなことは、しないだろうな」
耳元で囁かれる。本当に自分の声なのか疑わしいほど、艶めかしい声が出る。
前戯で嫌というほど濡れたそこに指があてがわれる。くちゅ、と淫猥な音がした。そのまま膣の中へ男らしい節ばった指が入ってくる。
「あああっ、あっ……!」
指の根本まで咥え込み、きゅうきゅう締め付ける。
「……淫らだな」
「やっ、ああっ!」
指を曲げたり、2本の指で掻き回したり、様々な方法で名無しを更に淫らにしていく。
「っ、あっ!」
また別の反応をしたところを執拗に弄る。
「やっ! いやっ! 聖戦士! だめぇ……!」
堪えようのない快感の波に、一瞬だけ身を委ねたら、聖戦士の指を締め付けて、達してしまった。
「……名無し……大丈夫か」
真っ白な頭の中で、聖戦士の優しげな声が響いてくる。
「うん……」
「……もう頃合いだろう。入れるぞ」
主張している聖戦士の欲望はほの暗くても判る。ぐっと挿入された時、裂けそうな痛みがした。
「うっ……つぅぅ……!」
「……名無し……俺が言うのも何だが、無理はするな……!」
余裕がない聖戦士、そんな中でも名無しの頭を撫で、痛みが和らぐのを手伝う。
「……動かすぞ」
ゆっくり抽挿され、痛みは散り散りになり、聖戦士と繋がっていることだけしか考えられなくなった。
「聖……! 戦士……!」
快感が高まって、また頭が真っ白になりつつある。
「名無し……! 出すぞ……!」
聖戦士に抱きしめられ、熱いものが中にほとばしり、背中が仰け反る。
肩で息をするのも大変だが、聖戦士を抱きしめる。
「……名無し、愛している」
再び撫でられ、口付けをする。二人はこの上ない幸福感に包まれ、訪れた微睡みに目を閉じた。
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