カオス・ソルジャーまとめなクリスマス
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綺麗な小瓶の中にブリザードフラワーが浮かんでいる。
「ハーバリウム」
値段を見ると、少し高い。混沌の使者は頭を抱えた。
これをプレゼントしたら喜んでもらえるだろうか、しばらく自分の欲しい物は買えない。逡巡しながら混沌の使者は、商品を手に取り、決意を固めた。
クリスマス当日──
奮発してケーキまで買ってしまった。
(美味しそうだったんだもん……マスターと食べられたら幸せだなって思ったんだもん……)
「混沌の使者、おかえり」
「わわっ、名無しマスター!?」
危うくプレゼントを落とすところだった。
「こほん。……マスター、メリークリスマスです!」
「メリークリスマス、混沌の使者」
名無しは紙袋を出すと、混沌の使者に渡した。
(僕から先に渡したかったんだけどな)
箱を開けてみると、かっこいいICカードパスケースが封入されてあった。しかも欲しかったデザインだ。誰にも教えてなかったはずなのに。
「これで一緒にお出かけできるね」
「はっ、はい! 僕からはその……喜ぶかどうか判らなくて……」
「わぁ、ハーバリウム。部屋が華やかになるね! 大切にするわ、ありがとう」
「えへへ、僕も大切にしますね」
ケーキも出して、たくさん話した。時期はもう年末。来年も一緒にいられると信じた。
「ハーバリウム」
値段を見ると、少し高い。混沌の使者は頭を抱えた。
これをプレゼントしたら喜んでもらえるだろうか、しばらく自分の欲しい物は買えない。逡巡しながら混沌の使者は、商品を手に取り、決意を固めた。
クリスマス当日──
奮発してケーキまで買ってしまった。
(美味しそうだったんだもん……マスターと食べられたら幸せだなって思ったんだもん……)
「混沌の使者、おかえり」
「わわっ、名無しマスター!?」
危うくプレゼントを落とすところだった。
「こほん。……マスター、メリークリスマスです!」
「メリークリスマス、混沌の使者」
名無しは紙袋を出すと、混沌の使者に渡した。
(僕から先に渡したかったんだけどな)
箱を開けてみると、かっこいいICカードパスケースが封入されてあった。しかも欲しかったデザインだ。誰にも教えてなかったはずなのに。
「これで一緒にお出かけできるね」
「はっ、はい! 僕からはその……喜ぶかどうか判らなくて……」
「わぁ、ハーバリウム。部屋が華やかになるね! 大切にするわ、ありがとう」
「えへへ、僕も大切にしますね」
ケーキも出して、たくさん話した。時期はもう年末。来年も一緒にいられると信じた。
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