カオス・ソルジャーまとめなクリスマス
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開闢の使者は立ち止まる。
名無しの好きな動物を模したポーチがある。
(きっと、好きだろうな)
白色と黒色がある、どちらが好きだろうか。
これだと思った色を持って、レジに並んだ。
翌日
(解っている……解ってはいるが……)
落胆のオーラを漂わせながら、開闢の使者はベンチに座り、コンビニで買った紅茶を飲んでいた。
名無しは、仕事に行ってしまった。
道行くカップルを羨ましそうな目で見ているつもりだったが、若いカップルに「あの人怖くない? 睨んできたよ」と言われてしまった。睨んでなどいないのに。
(デートしたかった……俺も仕事に行けばよかったな)
気付けば16時を過ぎていた。開闢の使者は、重い足取りで家に帰る。
鍵が開いている。名無しは戻っていた。
靴を脱ぎ、リビングへ行くと、名無しが此方を向く。そして開闢の使者に抱きついてきた。
「開闢! おかえり〜!」
「ああ、ただいま」
頬に口付ける、冷えているということは帰ってきたばかりなのだろう。
「ああ、そうだ。メリークリスマス、名無し」
カバンから小包を出し、それを渡す。
「ありがとう! あけていい!?」
頷くと、いそいそと包装を解く。
「あっ……」
「どうした」
名無しは、困ったような顔をして、開闢の使者に小包を差し出す。
「メリークリスマス、喜ぶかわからないけど」
袋の中には、自分が選んだ色違いのポーチが入っていた。
開闢の使者は微笑む。
「揃いだな」
甘いケーキに、甘い時間を過ごす開闢の使者と名無しであった。
名無しの好きな動物を模したポーチがある。
(きっと、好きだろうな)
白色と黒色がある、どちらが好きだろうか。
これだと思った色を持って、レジに並んだ。
翌日
(解っている……解ってはいるが……)
落胆のオーラを漂わせながら、開闢の使者はベンチに座り、コンビニで買った紅茶を飲んでいた。
名無しは、仕事に行ってしまった。
道行くカップルを羨ましそうな目で見ているつもりだったが、若いカップルに「あの人怖くない? 睨んできたよ」と言われてしまった。睨んでなどいないのに。
(デートしたかった……俺も仕事に行けばよかったな)
気付けば16時を過ぎていた。開闢の使者は、重い足取りで家に帰る。
鍵が開いている。名無しは戻っていた。
靴を脱ぎ、リビングへ行くと、名無しが此方を向く。そして開闢の使者に抱きついてきた。
「開闢! おかえり〜!」
「ああ、ただいま」
頬に口付ける、冷えているということは帰ってきたばかりなのだろう。
「ああ、そうだ。メリークリスマス、名無し」
カバンから小包を出し、それを渡す。
「ありがとう! あけていい!?」
頷くと、いそいそと包装を解く。
「あっ……」
「どうした」
名無しは、困ったような顔をして、開闢の使者に小包を差し出す。
「メリークリスマス、喜ぶかわからないけど」
袋の中には、自分が選んだ色違いのポーチが入っていた。
開闢の使者は微笑む。
「揃いだな」
甘いケーキに、甘い時間を過ごす開闢の使者と名無しであった。