いつもそばに
「おだなな、すぅきぃーー」
いつもの、私の特等席。おだななの膝の上。
大好きな人の顔が見えるようにちょっと大胆に正面向いて跨がっちゃうの。
「んー、みゆ、降りて。」
めんどくさそうにする声も、表情も愛おしいな。
「おだななぁ、好きだよぅ」
おだななはいつもこっちを見てくれない。
ちょっと呆れた顔で本に視線を落としてる。
はぁ。。まつ毛長くて、キレイなお顔だなぁ。
「おだなな、ねぇ、好き。」
ぎゅっとしたいのに本を持つ手がジャマでぎゅっとできない。
はぁ、鼻すじがスッと通っててキレイなお顔。
私はこんなに見つめてるのに、おだななの視線は相変わらず本のうえ。
こんなにそばで好きって言ってるのに、不思議なくらい私のこと見えてないんだなぁ。
「おだななー!モッツァレラチーズゲームしよー!」
優しくて、面白くて、いつもみんなの輪の中心にいる人。
「んー、みゆ、ちょっとよけて」
どこにも行かないでほしいのに、無理やり膝から降ろされちゃった。私がこんなに好きって言ってるのに、いっつも違う人の元へ行ってしまう人。
ふと、右手に温かい感触。
「モッツァレラチーズゲーム、みゆもやるでしょ!」
おだななが屈託無い笑顔で私の手を握っていた。
私の気持ちなんて、これっぽっちも考えていない人。
「うん!やる!」
でも、そんな事、おだななの顔みたらどうでも良くなっちゃうんだよ。
「おだなな、好き!」
いつまでも大好きだから、一番そばにいさせてね。
いつもの、私の特等席。おだななの膝の上。
大好きな人の顔が見えるようにちょっと大胆に正面向いて跨がっちゃうの。
「んー、みゆ、降りて。」
めんどくさそうにする声も、表情も愛おしいな。
「おだななぁ、好きだよぅ」
おだななはいつもこっちを見てくれない。
ちょっと呆れた顔で本に視線を落としてる。
はぁ。。まつ毛長くて、キレイなお顔だなぁ。
「おだなな、ねぇ、好き。」
ぎゅっとしたいのに本を持つ手がジャマでぎゅっとできない。
はぁ、鼻すじがスッと通っててキレイなお顔。
私はこんなに見つめてるのに、おだななの視線は相変わらず本のうえ。
こんなにそばで好きって言ってるのに、不思議なくらい私のこと見えてないんだなぁ。
「おだななー!モッツァレラチーズゲームしよー!」
優しくて、面白くて、いつもみんなの輪の中心にいる人。
「んー、みゆ、ちょっとよけて」
どこにも行かないでほしいのに、無理やり膝から降ろされちゃった。私がこんなに好きって言ってるのに、いっつも違う人の元へ行ってしまう人。
ふと、右手に温かい感触。
「モッツァレラチーズゲーム、みゆもやるでしょ!」
おだななが屈託無い笑顔で私の手を握っていた。
私の気持ちなんて、これっぽっちも考えていない人。
「うん!やる!」
でも、そんな事、おだななの顔みたらどうでも良くなっちゃうんだよ。
「おだなな、好き!」
いつまでも大好きだから、一番そばにいさせてね。
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