バシュヴァン2014年

兄さんが逝ってしまった

自分の中の失われた部分は
何をしても埋まらない

これが喪失感と言うのだろうか

兄さんの言葉

兄さんの声

兄さんの仕草

ついさっきのことのように
覚えているのに

どこを探しても兄さんはいない

他の誰かと話しても
お宝探しに行っても

気は紛れても、失った部分が
戻ることは決して無い

もう届かない 永遠に

そして今、目の前にバッシュがいる

優しいまなざし
あたたかい手がそっと触れる

「すまない、私はレックスの代わりにはなれないな」

アンタは代わりなんかじゃない

バッシュはバッシュだよ

オレの失われた部分は
永遠に戻ることはない

だけど、バッシュは確かにここにいる

新しいオレの特別な存在

家族とは違う「特別」な人

ずっと大切にしたい

誰よりも
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