小湊 亮介
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御幸から亮さんの好きな人はよく練習を見に来ると情報を得て暫く経つが、その後何も進展していなかった。御幸はその間に2回も会って話したようだが、俺はタイミングが悪いのか会えずじまいだ。
今日の練習もあと少し。マネージャーが握ってくれたおにぎりを我先にと先輩たちがもらいに走っている。俺ら1年は一番最後なのでドリンクを受け取り座り込む。先輩たちに配り終えた夏川がおにぎりを持ってきてくれた。今日は何の具にしようかとトレーを覗き込む。
「今日は具のレパートリーが多い日だよ」
「え?!」
覗き込むとだいぶ先輩たちに取られ、少なくなっているが、確かにいつもより種類が多い。ということは…
視界に入った御幸がにやにやとこっちを見ているのを見て、アイツ今日も話したんだと悟ったと同時に確信に変わった。
「なぁ、おにぎりの具がたまに増えるのってよ…差し入れかなんかか?」
「そうだよ~貴子先輩の友達さんから!」
すると近くでおにぎりを配っていた梅本も会話に入ってきた。
「みょうじ先輩めっちゃかっこいいんだよね!」
「は?かっこいい…?」
「貴子先輩から聞いて、本人にも聞いたんだけどさ」
そう嬉しそうに梅本が話してくれた内容は藤原先輩が1年の時に変質者に襲われたところを亮さんが好きな先輩、みょうじ先輩が助けたというものだった。
「そのこと、貴子先輩はみんなに黙ってたみたいなんだけど、みょうじ先輩が二年の先輩に話して、それからは必ず誰かが帰り送って帰るようになったって聞いた!」
「マジか…すげぇな」
「藤原先輩美人だし、やっぱ狙われんだな」
いつの間にか周りにいた1年全員が聞き入っていた様子を見て梅本はとても満足そうだった。
「さっちんみょうじ先輩大好きだもんね」
「だってかっこいいもん!」
近くで聞いていた御幸があの人らしいなとつぶやいたのを聞いて、だからなんでてめぇはそんなその人のこと詳しいんだよと殴っておいた。俺はようやく名前を知ったっていうのに。
今日の練習もあと少し。マネージャーが握ってくれたおにぎりを我先にと先輩たちがもらいに走っている。俺ら1年は一番最後なのでドリンクを受け取り座り込む。先輩たちに配り終えた夏川がおにぎりを持ってきてくれた。今日は何の具にしようかとトレーを覗き込む。
「今日は具のレパートリーが多い日だよ」
「え?!」
覗き込むとだいぶ先輩たちに取られ、少なくなっているが、確かにいつもより種類が多い。ということは…
視界に入った御幸がにやにやとこっちを見ているのを見て、アイツ今日も話したんだと悟ったと同時に確信に変わった。
「なぁ、おにぎりの具がたまに増えるのってよ…差し入れかなんかか?」
「そうだよ~貴子先輩の友達さんから!」
すると近くでおにぎりを配っていた梅本も会話に入ってきた。
「みょうじ先輩めっちゃかっこいいんだよね!」
「は?かっこいい…?」
「貴子先輩から聞いて、本人にも聞いたんだけどさ」
そう嬉しそうに梅本が話してくれた内容は藤原先輩が1年の時に変質者に襲われたところを亮さんが好きな先輩、みょうじ先輩が助けたというものだった。
「そのこと、貴子先輩はみんなに黙ってたみたいなんだけど、みょうじ先輩が二年の先輩に話して、それからは必ず誰かが帰り送って帰るようになったって聞いた!」
「マジか…すげぇな」
「藤原先輩美人だし、やっぱ狙われんだな」
いつの間にか周りにいた1年全員が聞き入っていた様子を見て梅本はとても満足そうだった。
「さっちんみょうじ先輩大好きだもんね」
「だってかっこいいもん!」
近くで聞いていた御幸があの人らしいなとつぶやいたのを聞いて、だからなんでてめぇはそんなその人のこと詳しいんだよと殴っておいた。俺はようやく名前を知ったっていうのに。