第6話 合宿練習1日目
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*Bチーム*
(梓のチーム)
メンバー:梓、芥川、菊丸、桑原、柳、越前。
「さてと、ミーティングを始めます…が、何を話し合ったらいいんかい?」
梓は首を傾げる。彼女は仕切るのは苦手だ。こういった事は夏希や由良の方が向いているだろう。
「うーん、由良が何か言ってたんだけどねぇ」
由良に何か言われていた気がするが、思い出せない。暫くうーん、うーんと唸り記憶を呼び起こす。確か、リーダー…。
「そだ!
リーダーを決めるんだね」
チームのリーダーを決めないといけないことを思い出した。特に方法は指定されていなかった筈なので、自由に決めていいのだろう。
「アンタ、大丈夫?ホントにマネージャーできんの?」
梓は一瞬で越前の信用を失った。
「ぬぉ、失敬な…。できるよ!!」
これでも普段から氷帝のマネージャーをしているのだ。問題はない筈だ。梓は越前の言葉に反論する。
とはいっても、氷帝は基本自分の事は自分でしているので、梓のしていることはドリンクを用意したり、練習内容を記録したり、怪我した人を保健室に連れていったり位なのだが。
「ふーん、あんまり期待しないでおくっス」
「何でよ」
「大丈夫だ。氷帝では、それなりに仕事をこなしている」
「ワンダフルな梓さんの仕事っぷりをそれなりになんて、どうかしてるヨ」
柳の評価に心外だ!と反論する。
「うん。あれでも頑張ってるんだよ」
「でしょ!
…ん?あれでも?」
梓には芥川の言葉が引っ掛かった。友達がフォローしてくれている筈なのだが、あまりフォローに聞こえなかった。
「たまに失敗するけど、そこが梓らしいし」
「えへへ、照れますなぁ。
さて、ずばっとリーダー決めますか 。
誰がいいかな?」
梓はうーん…と悩み、
「リーダーだから、強いヒトがやればいいんだよ」
と、提案した。
「うーん…、こん中だと、ヤナギ?」
「んー、そうだろうな」
桑原は梓の意見に同意する。梓は芥川、菊丸、桑原、柳、越前の見た目で強さを判断したが、あまり外れてもいないだろう。この中でリーダーに向いているのも恐らく柳だろう。
「それは聞き捨てなんないっスね」
この中で『強いヒト』が柳というのが気に入らなかったのだろう。越前が名乗りをあげる。
「おぉ、キミがやってくれるノカ」
梓は越前が立候補したのだと勘違いし、嬉しそうに越前の肩を叩く。
「え」
「リーダーはリョーマに決定!」
半ば強引にリーダーが越前に決定した。
*Bチーム*
(梓のチーム)
メンバー:梓、芥川、菊丸、桑原、柳、越前。
「さてと、ミーティングを始めます…が、何を話し合ったらいいんかい?」
梓は首を傾げる。彼女は仕切るのは苦手だ。こういった事は夏希や由良の方が向いているだろう。
「うーん、由良が何か言ってたんだけどねぇ」
由良に何か言われていた気がするが、思い出せない。暫くうーん、うーんと唸り記憶を呼び起こす。確か、リーダー…。
「そだ!
リーダーを決めるんだね」
チームのリーダーを決めないといけないことを思い出した。特に方法は指定されていなかった筈なので、自由に決めていいのだろう。
「アンタ、大丈夫?ホントにマネージャーできんの?」
梓は一瞬で越前の信用を失った。
「ぬぉ、失敬な…。できるよ!!」
これでも普段から氷帝のマネージャーをしているのだ。問題はない筈だ。梓は越前の言葉に反論する。
とはいっても、氷帝は基本自分の事は自分でしているので、梓のしていることはドリンクを用意したり、練習内容を記録したり、怪我した人を保健室に連れていったり位なのだが。
「ふーん、あんまり期待しないでおくっス」
「何でよ」
「大丈夫だ。氷帝では、それなりに仕事をこなしている」
「ワンダフルな梓さんの仕事っぷりをそれなりになんて、どうかしてるヨ」
柳の評価に心外だ!と反論する。
「うん。あれでも頑張ってるんだよ」
「でしょ!
…ん?あれでも?」
梓には芥川の言葉が引っ掛かった。友達がフォローしてくれている筈なのだが、あまりフォローに聞こえなかった。
「たまに失敗するけど、そこが梓らしいし」
「えへへ、照れますなぁ。
さて、ずばっとリーダー決めますか 。
誰がいいかな?」
梓はうーん…と悩み、
「リーダーだから、強いヒトがやればいいんだよ」
と、提案した。
「うーん…、こん中だと、ヤナギ?」
「んー、そうだろうな」
桑原は梓の意見に同意する。梓は芥川、菊丸、桑原、柳、越前の見た目で強さを判断したが、あまり外れてもいないだろう。この中でリーダーに向いているのも恐らく柳だろう。
「それは聞き捨てなんないっスね」
この中で『強いヒト』が柳というのが気に入らなかったのだろう。越前が名乗りをあげる。
「おぉ、キミがやってくれるノカ」
梓は越前が立候補したのだと勘違いし、嬉しそうに越前の肩を叩く。
「え」
「リーダーはリョーマに決定!」
半ば強引にリーダーが越前に決定した。