第5話 合宿にGO!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「この前は初めての建物だったし、何も見てなかったから迷ったんだよ。氷帝の校舎は初めてだったし」
澪菜は別に方向音痴というわけではない。地図を見て目的地に着くということは普通に出来る。氷帝学園で迷った原因は初めての場所、地図を見ていなかった、梓を追いかけるのに夢中で周りの景色を見ていなかった。3つの要因が揃った為に迷子になった。それがなければ澪菜は迷っていないだろう。
「てか、別荘に見取り図なんて
無いんじゃねぇか?」
「ああ、そっか、そうだよね…」
「大丈夫!そんなこともあろうかと由良と見取り図作成してるヨ。ちょっと待ってね」
そう言って梓は鞄からクリアフォルダに入った紙を取り出し澪菜に渡す。澪菜はそれを受け取り、軽く目をとおす。
「ありがとう。これで大丈夫だと思う」
「澪菜はこれで問題ないわね。梓は一人で出歩かないこと」
「えー、なんで!?」
梓はぷくっと口を膨らませ由良に抗議をする。
「迷子になって、最終的に骨になりたいならば構わないけれどね」
由良は笑顔で物騒なことを言う。それを聞いた梓は「ヒィィィィ!!!」と、叫び声をあげる。
その時、今から部屋割りを発表するという、跡部の声が聞こえた。
「部屋割り?」
跡部の言葉に梓は首を傾げる。自分は部屋割りについて関わっていなかったからだ。
「由良、お前が決めたんだろ」
夏希がそう言うと由良は、「ええ」と微笑んだ。
「へー、アタシは部屋割りのことなんて、すこんと忘れてたヨ」
「あなたは気楽でいいわね」
「へへへ」
由良は褒めたわけではないが、梓は嬉しそうに照れている。
「取り敢えず、私たちは同じ部屋よ」
「イエーイ!同じ部屋♪」
梓は自分たちが同じ部屋ということを知り、嬉しそうに両手をあげる。
隣の澪菜も嬉しそうに微笑んでいる。
澪菜は別に方向音痴というわけではない。地図を見て目的地に着くということは普通に出来る。氷帝学園で迷った原因は初めての場所、地図を見ていなかった、梓を追いかけるのに夢中で周りの景色を見ていなかった。3つの要因が揃った為に迷子になった。それがなければ澪菜は迷っていないだろう。
「てか、別荘に見取り図なんて
無いんじゃねぇか?」
「ああ、そっか、そうだよね…」
「大丈夫!そんなこともあろうかと由良と見取り図作成してるヨ。ちょっと待ってね」
そう言って梓は鞄からクリアフォルダに入った紙を取り出し澪菜に渡す。澪菜はそれを受け取り、軽く目をとおす。
「ありがとう。これで大丈夫だと思う」
「澪菜はこれで問題ないわね。梓は一人で出歩かないこと」
「えー、なんで!?」
梓はぷくっと口を膨らませ由良に抗議をする。
「迷子になって、最終的に骨になりたいならば構わないけれどね」
由良は笑顔で物騒なことを言う。それを聞いた梓は「ヒィィィィ!!!」と、叫び声をあげる。
その時、今から部屋割りを発表するという、跡部の声が聞こえた。
「部屋割り?」
跡部の言葉に梓は首を傾げる。自分は部屋割りについて関わっていなかったからだ。
「由良、お前が決めたんだろ」
夏希がそう言うと由良は、「ええ」と微笑んだ。
「へー、アタシは部屋割りのことなんて、すこんと忘れてたヨ」
「あなたは気楽でいいわね」
「へへへ」
由良は褒めたわけではないが、梓は嬉しそうに照れている。
「取り敢えず、私たちは同じ部屋よ」
「イエーイ!同じ部屋♪」
梓は自分たちが同じ部屋ということを知り、嬉しそうに両手をあげる。
隣の澪菜も嬉しそうに微笑んでいる。