第3話 合宿会議②
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「ただいま」
夏希達は部室に戻ってきた。
「あれ?澪菜と梓ちゃん、まだ帰ってないの?」
「ええ。でも、何人か探しに行ったから大丈夫よ」
「そう…ですよね」
恵はまだ不安な様子で椅子に座る。
「丸井!?お前まで来ていたのか!!」
「あー、ちょっと偵察に…」
本当は遊びにきた丸井の苦しい言い訳だが…。
「そうか、感心だな」
真田は信じた。
「それで、これが原本でこれがそのコピー」
「ありがとう」
由良は夏希より紙の束を受け取り、整えてから机上に置く。
「さて、しおりも出来たし、あと決めること決めてさっさと終いにしよう」
「そうね。
あと、決めないとならないのは、部屋割りと時間割り」
「部屋割りは適当に決めればいいだろ。どうせ、あたしら四人は一緒の部屋なんだろ」
「あら、不服?」
「そりゃ…、梓と常に一緒は騒がしいだろ」
「そこが梓の特徴でしょう。
あまり度を越すようならば、私に任せなさい」
由良は意味深く微笑む。
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鳳は澪菜達を見つけて声をかけた。
「あれ、鳳くん。どうしたの?」
「いえ、青学の由良さんがあなたを一人で行かせるわけにはいけないと言っていたものですから」
「由良、いつも子ども扱いするんだよね」
「じゃが、それも仕方ないのぅ。現におまんは…」
「ちょっと、雅治くん!」
「え?」
「…た、確かに迷っちゃったけど、これは、その…」しどろもどろに弁明をする澪菜が何だか可笑しくて、鳳はたまらず笑ってしまう。
「きみまで笑わないでよ…」
「あ、すみません」
「ううん、いいの。
と、とにかく、来てくれてありがとう」