第1話 お姫様もどき達
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*立海大附属*
昼休み、澪菜は携帯電話の振動を感じ取った。
見ると、メールがきていた。
それは氷帝の夏希からで、彼女からメールが来るのは結構珍しいことだった。
澪菜は本文を開く。
そこには一言、『恵さんは来るんだろうな』と言う文字があった。
「はぁ!?
(な、何!?何の話!?)」
澪菜には夏希のメールの意味が全く理解出来なかった。
それもその筈、澪菜はまだ合宿のことを知らなかったのだ。
「どうした、澪菜」
澪菜の隣の席の柳が彼女に声をかける。
二人はよく一緒に他校を偵察に行くので仲が良かった。
しかし、二人には全く恋愛感情はなく、本当にただの友人だった。
「えっと、氷帝の友達からメール。
ちょっと、意味が分からないから」
「氷帝の友人というと、坂本梓か?」
「ううん。
その子の幼なじみの子。
その子、恵くんのファンでね。
恵くんが来るのかって、一体どこにだろうね」
「ふむ、それなら本人に直接訊ねてみるといい」
「そうだよね」
柳の言う通りに夏希に返信してみる。
送信後、澪菜は夏希の返信を待つ。
すると、『決まってんだろ。来るのか、来ないのかはっきり答えろ』と、いう答えが返ってきた。
澪菜は柳にメールの内容を伝える。
「全く意味が分からんな」
「蓮二くんが分からなかったら、私も分からないよ」
二人は完全にお手上げ状態だ。
二人が考えていると、真田の姿が見えた。
「ん?弦一郎じゃないか」
「昼休みの最中にすまないが、少し連絡する事があってな」
「部活のことか?」
「ああ。
今朝、氷帝の跡部から電話がかかってきてな。
今度の夏休みに、青学と氷帝と合同で合宿をすることになった」
「なる程、そういうことだな」
「もしかしてあのメールって、これ?
でも彼女はテニス部とは関係ないよ」
「恵さんのファンなのだろう?」
澪菜はテニス部合宿と恵について考えを巡らし、一つの答えに辿り着いた。
「もしかして、恵くんが合宿に参加することになったら、テニス部マネージャーになるってこと?」
昼休み、澪菜は携帯電話の振動を感じ取った。
見ると、メールがきていた。
それは氷帝の夏希からで、彼女からメールが来るのは結構珍しいことだった。
澪菜は本文を開く。
そこには一言、『恵さんは来るんだろうな』と言う文字があった。
「はぁ!?
(な、何!?何の話!?)」
澪菜には夏希のメールの意味が全く理解出来なかった。
それもその筈、澪菜はまだ合宿のことを知らなかったのだ。
「どうした、澪菜」
澪菜の隣の席の柳が彼女に声をかける。
二人はよく一緒に他校を偵察に行くので仲が良かった。
しかし、二人には全く恋愛感情はなく、本当にただの友人だった。
「えっと、氷帝の友達からメール。
ちょっと、意味が分からないから」
「氷帝の友人というと、坂本梓か?」
「ううん。
その子の幼なじみの子。
その子、恵くんのファンでね。
恵くんが来るのかって、一体どこにだろうね」
「ふむ、それなら本人に直接訊ねてみるといい」
「そうだよね」
柳の言う通りに夏希に返信してみる。
送信後、澪菜は夏希の返信を待つ。
すると、『決まってんだろ。来るのか、来ないのかはっきり答えろ』と、いう答えが返ってきた。
澪菜は柳にメールの内容を伝える。
「全く意味が分からんな」
「蓮二くんが分からなかったら、私も分からないよ」
二人は完全にお手上げ状態だ。
二人が考えていると、真田の姿が見えた。
「ん?弦一郎じゃないか」
「昼休みの最中にすまないが、少し連絡する事があってな」
「部活のことか?」
「ああ。
今朝、氷帝の跡部から電話がかかってきてな。
今度の夏休みに、青学と氷帝と合同で合宿をすることになった」
「なる程、そういうことだな」
「もしかしてあのメールって、これ?
でも彼女はテニス部とは関係ないよ」
「恵さんのファンなのだろう?」
澪菜はテニス部合宿と恵について考えを巡らし、一つの答えに辿り着いた。
「もしかして、恵くんが合宿に参加することになったら、テニス部マネージャーになるってこと?」