第4話 終業式の日
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「へぇ、すごそうだね。
合宿に向けて張り切ってんなぁ」
梓は感心した様子で頷くと
「よぅし!アタシも頑張るよー!」
と、伸びをする。
「勝手に頑張ってろ!」
夏希の声が聞こえた直後、梓の頭にカゴが乗る。
「ふぎゃ!何すんのさ」
「由良、会計」
「ええ、これで大丈夫?」
「まぁ、取りあえずな」
「それでは、行ってくるわ。
乾くん、また明日」
「ああ。それでは俺はこれで失礼するよ」
そう言って由良はレジへと向かう。
そして、乾は目当ての物があるコーナーへと向かう。
-----
商品を買い終えた夏希たち四人は、スーパーから出る。
代金は四等分にして、それぞれ由良に支払った。
「重たいよ」
お菓子の詰まったレジ袋を持った梓は呻く。
「だから買いすぎなんだよ」
「だってぇ、捨てられないよ」
「優柔不断」
夏希はほめたわけでは無いのに梓は「えへん!」と威張る。
「威張るなよ。
ともかく、これで終わりなんだよな」
「え、まだだよ。取り敢えず、非常食はおっけ!」
梓は平気な顔で返す。残りはあと五日分の着替えとタオル類だという。
「え」
「そういうことだからさぁ。手伝っておくれよぅ」
梓は、ぱんっと目の前で一拍する。
「誰が手伝うか!」
「うぅ、いけずー!」
「けれど、梓一人で間に合うかしら」
「無理、無理!」
「あたしには関係ねぇ!」
断固拒否する夏希だったが、結局梓の買い物に付き合わされた。
―つづく―
合宿に向けて張り切ってんなぁ」
梓は感心した様子で頷くと
「よぅし!アタシも頑張るよー!」
と、伸びをする。
「勝手に頑張ってろ!」
夏希の声が聞こえた直後、梓の頭にカゴが乗る。
「ふぎゃ!何すんのさ」
「由良、会計」
「ええ、これで大丈夫?」
「まぁ、取りあえずな」
「それでは、行ってくるわ。
乾くん、また明日」
「ああ。それでは俺はこれで失礼するよ」
そう言って由良はレジへと向かう。
そして、乾は目当ての物があるコーナーへと向かう。
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商品を買い終えた夏希たち四人は、スーパーから出る。
代金は四等分にして、それぞれ由良に支払った。
「重たいよ」
お菓子の詰まったレジ袋を持った梓は呻く。
「だから買いすぎなんだよ」
「だってぇ、捨てられないよ」
「優柔不断」
夏希はほめたわけでは無いのに梓は「えへん!」と威張る。
「威張るなよ。
ともかく、これで終わりなんだよな」
「え、まだだよ。取り敢えず、非常食はおっけ!」
梓は平気な顔で返す。残りはあと五日分の着替えとタオル類だという。
「え」
「そういうことだからさぁ。手伝っておくれよぅ」
梓は、ぱんっと目の前で一拍する。
「誰が手伝うか!」
「うぅ、いけずー!」
「けれど、梓一人で間に合うかしら」
「無理、無理!」
「あたしには関係ねぇ!」
断固拒否する夏希だったが、結局梓の買い物に付き合わされた。
―つづく―