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第4話 終業式の日

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「うーん…」

は青学のことを思い出そうとするが、由良と彼女の幼なじみの薫くんしか思い出せなかった。

「あれ、キミって氷帝のマネージャーの子じゃないの?」

「うむ、確かにアタシは氷帝のマネージャーす。
よく知ってたね」

「氷帝とは何度か戦ってるし、見たことあるよ」

「ほほー、戦ってるということはテニス部の子なんだね」

は別にマネージャーになったばかりとかでもないのに何で知らないの」

「うーん、氷帝のメンバー全員覚えるのでいっぱいいっぱいなんだよ」

の言うとおり、氷帝は人数が多いので全員覚えるのは大変だろう。澪菜にしても全員覚えるのに苦労した。

「んじゃ、改めまして。アタシは氷帝テニス部マネージャー、坂本す。以後お見知りおき」

はペコリと頭を下げて挨拶をする。それを見た菊丸と大石も彼女に挨拶をする。

「それで、青学のテニス部ってことは今度の合宿参加すんだね」

「うん。じゃあキミたちも?」

「おぅよ!」

「うん。よろしくね」

「ところで、君たちは何しにスーパーに?」

が二人に訊ねると菊丸は、
「もち、合宿のお菓子を買いにね」
と、笑顔で言った。

それを聞いたは、
「そだ!お菓子!ということで、じゃね。またね」
と、言ってお菓子売り場へと駆け出す。

「あ、ごめんね。また明日」

そう言って澪菜についてお菓子売り場へと戻った。


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夏希由良の鞄を持ってスーパーへと到着した。
ら二人を探して少し歩くと、すぐに見つかった。
夏希由良の姿を見つけ、元気に駆け寄ってくる。
その後を澪菜もついて来る。

「いや~、助かったヨ。まさかサンとしたことが、鞄を忘れるなんてネ」

は照れた様子で頬を掻く。

「ごめんね。私も今は千円くらいしかなくて…」

「千円あれば充分だろ。買いすぎなんだよ」

「だって!
唱えあれば売れナシ!
っていうじゃんか!」

「備えあれば憂いなし。
けれど御菓子が無くても誰も困らないでしょう。
それに恐らく跡部くんの別荘へ行けば、いくらかは用意していることでしょうしね」

「お前、そういうことは早く言えよ!」

それが分かっていれば、夏希は来なかった。
澪菜にお菓子は千円以内と指示し、今頃、家で宿題をしていただろう。

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