第1話 お姫様もどき達
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「夏希!
最後には優しい夏希が大好きさ!
それでね、夏希、テニス部のマネジャにならない!?」
「はぁ!?
馬鹿も休み休み言えよ。
なんであたしが、人のパシリなんかしなきゃなんねーんだ」
やっと言うことができて清々しい顔の梓に対し、夏希はいかにも面倒くさそうに答える。
「マネージャーはパシリじゃねぇだろ」
「そーそ!マネジャのお仕事は大変なのさ。そこで、夏希のお力をお借りしたいのさ」
「へぇ、梓にしては良い案じゃねぇか」
宍戸は以前より夏希に対し好意を抱いていた為、梓の案に賛同する。
「え゛え゛!?良い案か!?
(ったく、宍戸のヤツ夏希が好きだからって…。
俺、夏希って正直苦手なんだよな)」
「向日の言う通りだ。
それに、もうすぐ夏休みだろうが。
なんであたしが、わざわざ夏休みにこいつらの面倒なんか見なきゃなんねーんだ」
「もうすぐ夏休みだから夏合宿があるんだよ。
しかも北海道だよ。
ウニだよ、カニだよ」
夏希が少し反応する。
「しかも、立海と青学と合同だから、澪菜と由良も来るんだよ?」
長澤澪菜と月城由良。
彼女らはそれぞれ立海と青学の男子テニス部マネージャーなので参加は決定している筈。
そもそも梓は、由良と跡部が計画したと聞いた。
更に夏希が反応し、その後少し考え込んでいる。
「本当は海外だったんだけど、パスポートとか…」
「ちょっと待て。
澪菜が来るってことは、恵さんも!?」
恵というのは二学年年上の澪菜の義理の兄。
中学時代は神奈川の立海大附属中学校にいたが、中学卒業後は氷帝学園高等部に在籍しており、現在高校二年生だ。
夏希は彼に恋愛とは別の好意を抱いている。
つまり、ファンということだ。
「恵…って、もしかして高等部の長澤先輩のことか?」
忍足までもがやってきた。
「そうだよ。けど眼鏡には関係ないだろ」
「眼鏡って…俺はなぁ…」
「で、来るんだろうな?」
夏希は忍足をさりげなくスルーする。
彼女にとっては恵が来るかどうかが重要なのだ。
最後には優しい夏希が大好きさ!
それでね、夏希、テニス部のマネジャにならない!?」
「はぁ!?
馬鹿も休み休み言えよ。
なんであたしが、人のパシリなんかしなきゃなんねーんだ」
やっと言うことができて清々しい顔の梓に対し、夏希はいかにも面倒くさそうに答える。
「マネージャーはパシリじゃねぇだろ」
「そーそ!マネジャのお仕事は大変なのさ。そこで、夏希のお力をお借りしたいのさ」
「へぇ、梓にしては良い案じゃねぇか」
宍戸は以前より夏希に対し好意を抱いていた為、梓の案に賛同する。
「え゛え゛!?良い案か!?
(ったく、宍戸のヤツ夏希が好きだからって…。
俺、夏希って正直苦手なんだよな)」
「向日の言う通りだ。
それに、もうすぐ夏休みだろうが。
なんであたしが、わざわざ夏休みにこいつらの面倒なんか見なきゃなんねーんだ」
「もうすぐ夏休みだから夏合宿があるんだよ。
しかも北海道だよ。
ウニだよ、カニだよ」
夏希が少し反応する。
「しかも、立海と青学と合同だから、澪菜と由良も来るんだよ?」
長澤澪菜と月城由良。
彼女らはそれぞれ立海と青学の男子テニス部マネージャーなので参加は決定している筈。
そもそも梓は、由良と跡部が計画したと聞いた。
更に夏希が反応し、その後少し考え込んでいる。
「本当は海外だったんだけど、パスポートとか…」
「ちょっと待て。
澪菜が来るってことは、恵さんも!?」
恵というのは二学年年上の澪菜の義理の兄。
中学時代は神奈川の立海大附属中学校にいたが、中学卒業後は氷帝学園高等部に在籍しており、現在高校二年生だ。
夏希は彼に恋愛とは別の好意を抱いている。
つまり、ファンということだ。
「恵…って、もしかして高等部の長澤先輩のことか?」
忍足までもがやってきた。
「そうだよ。けど眼鏡には関係ないだろ」
「眼鏡って…俺はなぁ…」
「で、来るんだろうな?」
夏希は忍足をさりげなくスルーする。
彼女にとっては恵が来るかどうかが重要なのだ。