第1話 お姫様もどき達
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――7月。
夏休みを目前に控えた頃、二人の男女が電話で会話をしていた。
「おい、夏休みに入ったら、氷帝と青学の合同で合宿するぞ」
彼は彼女にそう提案した。
「あら、良い考えね。
けれど…」
彼女は彼の意見に賛同はしたが、一つ条件を付け加えた。
「神奈川の立海大附属中学校も参加する、というならばやりましょう」
「立海だと?」
「ええ。
立海のマネージャーの澪菜、あなたも知っているでしょう?」
「ああ、あいつか…」
澪菜は彼女の大切な友人で、あと彼の学校の部のマネージャー梓もだ。それにもう一人いるのだが、彼女はマネージャーではないし、仕方がないが。
「あなたの所のマネージャーの梓の参加は勿論だけれど、澪菜も参加するというならばやりましょう」
彼女はそう言って、彼の返答を待った。
「…分かった。
手塚に連絡しておけ。
立海には俺が連絡しておく」
「ええ、頼んだわ。
それでは梓によろしくね。
楽しみにしているわ」
そして二人の電話は終了した。
この電話により、もどき達による物語が始まったのだった。
夏休みを目前に控えた頃、二人の男女が電話で会話をしていた。
「おい、夏休みに入ったら、氷帝と青学の合同で合宿するぞ」
彼は彼女にそう提案した。
「あら、良い考えね。
けれど…」
彼女は彼の意見に賛同はしたが、一つ条件を付け加えた。
「神奈川の立海大附属中学校も参加する、というならばやりましょう」
「立海だと?」
「ええ。
立海のマネージャーの澪菜、あなたも知っているでしょう?」
「ああ、あいつか…」
澪菜は彼女の大切な友人で、あと彼の学校の部のマネージャー梓もだ。それにもう一人いるのだが、彼女はマネージャーではないし、仕方がないが。
「あなたの所のマネージャーの梓の参加は勿論だけれど、澪菜も参加するというならばやりましょう」
彼女はそう言って、彼の返答を待った。
「…分かった。
手塚に連絡しておけ。
立海には俺が連絡しておく」
「ええ、頼んだわ。
それでは梓によろしくね。
楽しみにしているわ」
そして二人の電話は終了した。
この電話により、もどき達による物語が始まったのだった。
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