一般人(レプリ)は生き延びたい。
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どうしてこうなったと頭を抱えて早数十分。もう日は暮れてしまって、部屋の中は薄暗くなりつつあった。
すぐそこの壁際で気を失っているままのゼロさんを放置していくわけにもいかず、ここに留まっている現状。索敵センサーをフル稼働させて周辺への警戒を続ける。
ラッキーなことだが、今のところイレギュラーがここまで突撃してくる様子は無く、遠からず近からずの距離を保ったまま徘徊しているようだった。よしよしそのままステイ。こっちに来るなよ、と念じておく。
ここは色々と融通のきかない場所ではあるが、偶にオンライン回線へ再接続できる時もあるので、片手間にネットワーク内をうろつく。こんな変な状況であってもついついSNSやスレッドを開いたりしてしまうのだから、前世からの癖は消えないもんだなと苦笑いしてしまう。例えば災害が起きてもすぐネット見ちゃう、みたいなそういうとこ。
空中投影のホログラムスクリーンをいくつか表示して、気になったことを調べてみる。
検索内容は、すぐそこで文字通りの人形みたいに動かない赤いレプリのことだった。
「普通に、誰にでも知られてるようなデータしか無いな……」
ここの世界とキャラクター達は、ぼくが知る原作のゲーム世界とは多少……もしくはかなり違うんじゃないか、と思ったのだ。いわゆるIF世界、別世界線というやつ。
ぼくというモブ的一般人が紛れ込んでいて、そのモブとメインキャラクターとの交流イベントが発生している時点で、本来と違うといえば違う。しかし原作と言ってもキャラの日常が一から十まで描写されてるわけじゃなかったから、語られていない裏側では色んな人物と交流があっただろうという想像は簡単にできる。
やっぱり、二次元の創作物として外側から見るのと、現実に眼の前で生きて居るのとでは受け取る印象が全く違ってくる。となれば何か、ぼくの知識の中の『ゼロ』との違いがあるのかと思ったのだが、ネットの情報程度では目立ったネタは発見できなかった。
「特に何もないな。…………おや?」
そんなテキトーなことを考えていれば、索敵センサー範囲のずっと端の方に、ぽつぽつとなにかが引っかかり始めた。複数のレプリの反応。発信されている識別信号の種類は、他でもない『イレギュラーハンター』のものだった。これはいわゆる分隊とかそういう規模だろうか。思わず、ついに来たかあ、と小声で呟く。
とりあえず救援要請を送ってみる――が、やっぱりダメだった。ジャミングが酷い。あちらがもう少し接近してくるか、ぼくが直接向こうに出向かなければならないかもしれない。
「もしかして、捜索されてるのかな。たぶん、主人公も心配してここに来ていそうだなあ。できれば会いたくないけど、なんて誤魔化そうか」
ゼロさんはイレギュラーハンターの中でも重要な戦力であるわけだし、当然探されるだろう。
それと、一応重々に述べておくが、例の青い主人公もといエックスさんが嫌いな訳では無い。むしろ逆だ。握手してもらってチャージショットの実演してもらってサイン欲しいくらいには好ましく思っている。できればアルティメットアーマー見せてくれと言いたいし、あわよくばゼロさんと模擬戦してくれとも思う。……あとあれこれ物申したい勢いだが、もちろんゼロさんだって嫌いなわけじゃない。もうちょっと自分を大事にして欲しいくらいで。
まぁ、つまりはエックスさんもゼロさんも、ぼくにとっては推しみたいなものだ。
なぜ関わりを減らしたいのかというと、本当にただ認知されたくないだけだ。影から応援していたい。彼らの周りを直にウロウロしていると、禿頭の元隊長に目を付けられて変な計画に加担させられるかもしれない。モブキャラは簡単に死んでしまう空気がある世界なので。
いやしかし、今の段階でもうすでに手遅れになりつつあるような気もしないでもない。と、記憶の中のバーローな悪友を思い返し、眼前のゼロさんを見つめながらそう思うのだった。睫毛なげーな。
「―――」
悶々と考えていた最中にその目蓋が震えて、青いアイカメラがゆっくり開かれた。ぼんやりと淡く発光して、何度か瞬きを繰り返す。
ああ良かった、ちゃんと復帰してくれた……。このまま起きなかったら、向こうのハンターの人たちのところまでダッシュで行って呼んで来ないといけないかもなって思いかけていたところたった。
「良かった!大丈夫ですか?」
「……お前、ずっとここに居たのか?」
意外そうな表情を向けられた。そんなに薄情なやつだと思われていたんだろうか。
「え?ええ、居ましたけど……?」
「……とっくに逃げているかと思ったぞ」
「あんだけ口煩く言ったんですから逃げませんよ。今の貴方は重傷なんですから、護衛が必要でしょう」
何かおかしな対応をしてしまっていたのだろうか。さっきの運搬方法がそもそも嫌だったと言われればごめんなさいとしか言えない。
これ以上どうすればよかったんだろう。だってこんなどうでもいいタイミングで死んでもらっても困るし、アンタが何度も死にかけているのを知っているんだぞ!……とは言わないけど。
しかしそんなことよりも、聞きたいことは聞いておきたかった。
「あのう、ちょっと質問がありまして……。ゼロさん―――たくさんのイレギュラーハンターの中でも、外観、性能共に非常に優れたレプリロイド。最古参のうちの一体で、元第0特殊部隊隊長にして現S級ハンター……これ貴方ですよね?間違いなく?本当に??実物???」
「?……ああ、そうだが」
ダメ押しだった。思わず本物かぁ~と小さく呟いてしまった。
まぁそーだよねー。間違いなくホンモノだよねー。
何いってんだこいつって顔をされたけど、もういいやと凪いだ心境に至った。無我の境地。よし、もうごちゃごちゃ余計なことを考えるのは止めよう。現状を何とかする方へ思考を切り替えることにする。
「いえ失礼。貴方のような歴戦の勇士相手に出しゃばってしまいました。申し訳無い」
「いや、確かにあの時はまずい状況だった。冷静さを欠いていたのはこちらの方だ。悪かったな」
「いえいえ。無理矢理みたいな感じの扱い方で、こちらこそすみません」
さっきの妙なくらいの頑なな態度は、ゼロさんとしても謝罪するようなものだったようだ。お互い謝り合いみたいになったけど、とりあえず水に流してしまおう。ナマイキ言ってごめんなさい。
気まずい雰囲気を誤魔化すべく、軽く咳払いをして口を開く。
「ハンターの方々が捜索に来ているようです。ここから……えー、二時の方向に識別信号が複数あります。まだキロ単位で距離がありますけれど。連絡を取ろうとしましたが、ジャミングの影響もあり、自分の回線ではキツいです」
「来たか。……中遠距離周囲内にあのイレギュラーの反応はどれほどある?」
「周囲五百メートル圏内に五体が確認できます。しかし自分が使っている索敵センサーの精度には限界がありますので注意が必要です。貴方がたが使うものとは違って、民間のものですからね。センサーも回線も」
一般向けはこんなものですよ、と一応付け加えておく。
「構わない。ある程度の位置情報が掴めればいいからな。お前は索敵に専念、異常があればすぐに報告しろ。しばらく向こうとの通信を試みる」
「了解しました」
おおおー!なんか凄い。凄くない!?隊長と隊員みたいな受け答えしてもらえたよ!やっぱかっこいい!胸熱!ネットのファンスレとかで自慢できる話じゃん!ついでにサインくれ!と、内心でひとしきりテンションをぶち上げつつも、外見上は大人しくセンサーの監視を続ける。ポーカーフェイスを保てている自分はえらい。すごい。
一方、ゼロさんの外れた視線は宙を見つめている。本人の宣言通り、向こうのハンター達とやり取りをしている真っ最中なのだろう。
あとは上手くゼロさんを引き渡して、上手く不法侵入を誤魔化しつつ、さっさとおさらばすれば良い。逃げるための装備だけはしっかりと持って来ている。とっておきのアイテムだ。
「!」
そう考えていた時、索敵センサーにさっきと同タイプらしき大型メカニロイドの反応が飛び込んできた。もしや、あいつらは通信のシグナルにでも反応してるんだろうか?知らんけど。
ゼロさんに背を向けて立ち上がる。ちらっと視線を遣ると、ゼロさんはなんとも涼しい顔付きで片手をバスターへ変形させていた。えっそのバスターまだ使えたんだ!?と正直びっくりした。原作だと途中で出てこなくなっちゃったからな。
「来るぞ」
「はい」
気を引き締めて思考を切り替える。
ずっと向こう側からこちらへ突っ込んでくる敵影が、正面の壁に体当たりをかました。
ずがん、と地震でも起きたみたいな揺れに襲われる。細かいコンクリートの破片がたくさん落ちてきて、乾いた塵がもうもうと立ち込める。その煙の先には、でっかいエネルギー反応があって、動物の鳴き声のような威嚇の音が響き渡る。
「……っ!!」
すごい迫力だ。自分一人だけだったら絶対に逃げてると思う。ゼロさんの存在が心強くて有り難い。
崩れかけの壁をさらに破壊しながら、メカニロイドが頭を晒す。……よく見れば、さっきまでの物とは少し型が違うようだった。大きめの単眼で、あまり犬っぽくない。というか、見た目がちょっと怖い。
これ、通常弾で効果あるのかな。手持ちの武器にグレネードがあるけど、ここで使いたくはない。
ライフルを構えて、一斉掃射。メカニロイドのメインカメラあわよくば電脳までを破壊すべく、エネルギーの弾幕を雨霰とぶち当てていく。……のだが、焼け石に水というか、どうにも効いている気がしない。
「こいつ、さっきの個体より装甲厚いです!」
装甲への傷は浅めだ。少しずつダメージは蓄積されているように見えるが、あちらが何かドカンと一発やってきたとしたら、フォローできる自信はない。ゼロさんの盾役くらいにはなれると思うけど。
どうするか、と考える間にもメカニロイドが振るった脚部が壁を破壊していく。砲撃でも受けたような爆音が轟く。おいおい、これ以上埃を立てるなって。
この騒ぎならば、近くに来ているハンターたちは遅かれ早かれぼくたちの存在に気付くはずだ。それまで保てばいいし、ライフルの残弾はまだたっぷり残っている。拮抗状態ではあるが、なんとか持ち堪えよう。
撃ち続けながら半歩後ずさる。背後へ目を向けたとき、ちらりと光が見えた気がした。それから鋭い声が、
「伏せろ!」
「っ!」
即座にしゃがみ込む。我ながら素晴らしい反射神経だ。
「あいにく今の俺は機嫌が悪い。遊んでほしいなら他を当たれ」
台詞と同時に、腹の底に響くような重たい発射音と強い光が空間を切り裂いた。ゲームの中でよく見ていたようなエックスのバスターとはまた違う輝きだった。赤く鋭いエネルギーの塊が、圧倒的なまでの暴力を伴って標的の急所を抉っていく。ついでに壁やら瓦礫やらも巻き添えにして、色んな物をぶっ飛ばしてしまった。
残ったメカニロイドの胴体がぐらぐらと揺れ、バランスを失って倒れ込む。埃や塵や諸々がぶわりと浮き上がって、また視界を邪魔していく。
「……わーお」
こういう時こそ、『ぽかんとした』という表現を使うべきだろう。長期戦を視野に入れていたのに、あっという間に決着がついてしまった。さすがもう一人の主人公だ。主人公補正が伊達ではない。それでいて本人はごく当たり前のような表情をしているのだから、本当にとんでもないことだ。
ぴくりとも動かない残骸に近寄って、しげしげと眺める。膨大なエネルギーをぶつけられた頭部は装甲が捩じ切られ、電脳の中身が溶解している。カラフルなコードが内部で焦げていたり癒着していたり。これこそ完璧に『破壊された』状態だろう。もう起き上がれないはずだ。
うへあ。なにこれすげーな。絶対にチャージショットは喰らいたくない。ぼくのような一般人なんて跡形も残らないかもしれない。……セイバーで斬られるってのもごめんだけど。こういう攻撃食らっても蘇ってくるシグマってなんなんだよ。
色々思うところはあるけど、感動した記念のついでになにか部品をもらっておこう。いろいろと面倒かけられたし、すこーし戦利品を頂戴しても悪くはないだろう。工具を取り出して、検分を始める。きっと駆動系の制御パーツで良いものがありそうな気がする。
「……何をやってる」
後ろから心底呆れ返ったようなゼロさんの声がした。
「気にしないでください。良い動きしてましたから、きっとよい素材が使われているのではないかと思いまして」
「……」
無言だった。背中に痛い程の視線が刺さっているような気がしたが、気付かないふりをしておく。
「もうすぐ救援が到着する。お前も同行しろ」
ん?同行?嫌な予感がする。ゼロさんの付き添いは辞退したいところだが。
「へ?なんでですか?こっちはこれからが忙しいので、貴方は帰投してください。他の個体からも物資を頂かねば……」
「……ここが立ち入り禁止だということを忘れてないか?俺は忘れていないがな」
「えぇ!?その話まだ引っ張るんですか!?貴方へのフォローでお咎め無し、チャラでは!?」
ちょ、待って待って。もう良いでしょ!解放してくれよ!ぼくは悪いことしてないって!
不法侵入とお姫様抱っこが悪いことかと言えば……まぁ……うーん…………。
手を止めて振り返ってみれば、ゼロさんがにやにやと口の端を歪めて笑っていた。ひえっ、こわ。
「それとこれとは話が別だ。……残念だったな、今から来るやつはそういうところにもっと厳しいぞ」
「そ、それって、もしやあの……エックスというハンターさんだったりします?ゼロさんと同じくあの有名な??元17部隊長の……?」
やっぱり居るのか?来ているのか?エックスさんが?ゼロさんを迎えに?
イメージ的に、こういう場合なら来るタイプではあるよな。
「そうだ。諦めてお前も絞られろ。その手癖の悪さも含めてな」
「ぎょええ」
今の時間軸ってたぶんX7終わった後くらいなんでしょ!それってアクセルに塩対応だったあの不機嫌なエックスから、不法侵入をバチクソに怒られるやつじゃん!会いたくない!と、泣き付きたかった。できるわけないけど。しないけど。
焦って苦し紛れに剥ぎ取った小さいパーツを工具ごと仕舞う。目先の脅威も去った。ゼロさんへのフォローもなんとか完遂できた。イレギュラーハンターの救援もじきに到着する。ならばここは、三十六計逃げるに如かずだ!
「そういえば、名前を聞いていなかったな」
「うぐ」
内心で堂々と逃走のコマンドを選択した直後、当たり前のように名前を問われる。またまた職務質問か?放っておいてくれ。顔面を隠すフェイスガードを着けていて大正解だったなと心の底から思った。
「えー、お好きにどうぞ。何でもいいですよ、テキトーに。村人Aとか、通りすがりの一般人とか」
「……」
「ぼくたちの出会いは一期一会のこれっきりですから、忘れてください」
そうだ。これで出会いはおしまい。いずれは記憶という名のデータの山に埋もれて忘れてもらえればそれでいいのだ。
と同時に、申し訳ないが悪友の方とも徐々にフェードアウトしていけば良いだろうと思った。嫌いとかではない。
あいつはもう表舞台に立ったのだから、舞台袖どころか観客席にすら居るかも怪しい一般人のことなど気に掛けなくてもよいのだ。
実際に長いこと連絡も来てないし、会っていないしな。身を引く良いタイミングかもしれん。うむ。
ゼロさんにじろりと睨まれた。今度こそ、お前ナマイキ言ってんじゃねーぞと思っていそうな目付きだった。でもここの最低ラインは譲れないところだ。もしゼロさんや救援のハンター達がそれでもぼくを捕まえるなら諦めるけど、今回はそこまで熱心じゃなさそうだ。そもそも重症者なのだから無理をしないでほしい。どうぞ見逃してください。
ライフルを担ぐ。視界の片隅に周囲のマップを表示して、逃走ルートを算出する。一度ここの屋根に上がったほうが良さそうだ。
それから、手持ちのとっておきアイテムを起動させる。こういうときのために用意していた、逃走用装備――姿や駆動音、エネルギー反応などなど、装備者の全ての痕跡を周囲から隠すことができる、いわゆるステルス迷彩というやつだ。
これのお陰で危ない目に遭ってもほぼ逃げ切れるので、大変に重宝している。
「で、ではでは失礼します!!お大事に!!おやすみなさーい!」
「っ、おい待て!」
待たないです。近くの窓枠に片足を引っ掛けて、部屋から跳び出す。壁を蹴り、他の窓へ飛び移り、桟を掴み、手際良く登っていく。ひょいと屋根に着地。その間に、起動させていたステルス迷彩が、少しずつ少しずつぼくの存在を周りから隠していく。たぶんもう位置情報を特定されることはないと思う。
すぐにその場で屈んで、息を潜めて聴覚が拾う音に集中する。自分の索敵センサーが、かなりの速度でこちらの建物へ飛び込んでくるイレギュラーハンターの識別信号を拾った。階下から、籠もった声が聞こえてきた。
『エックス』
『ゼロ!無事で―――っ!?その怪我は……!』
『応急処置は済んでいる。問題無い』
『問題無いわけないじゃないか!!バスター撃ってただろ?!こんな状況でも無茶するなんてどうして君はいつも、』
『はいはい解った解った』
『はいは一回で!!……皆!こっちだ、ゼロを発見した―――』
……………………。
「コントか……?」
思わず声に出してツッコミを入れてしまった。なんかエックスさんの雰囲気がだいぶ思ってたんと違う。もっとこう、ピリピリしながらオラオラしてると予想していたんだが。
「あー……よく解らんけどまぁいっか」
これ以上はもう良いだろう。盗み聞きを止めて立ち上がる。
さてさて。面倒事はどうにかこうにか片付いた。今度こそ本当にここから離脱するしよう。走り回って倒した他のメカニロイドからもパーツを回収しにいかないといけないし、こっちはまだまだやることがあるのだ。
気付けば周りは薄暗さを通り越し、すっかり暗くなっていた。雲の間に月が見える。空の上の明るすぎる星は人工衛星だろうか。
フェイスガードを操作して、暗視モードへ切り替える。
「それじゃエックスさんもゼロさんも、お元気で頑張ってください」
唐突な遭遇ではあったけど、楽しかったかもしれない。自分の口元がちょっと笑っていることに気づいた。もし遭うことがあったら、……その時はその時でどうするか考えよう。
下の階に居るであろうメインキャラクター達に内心で手を振りつつ、ぼくはまた、夜の廃墟へ駆け出すのだった。
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