ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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魚のようなもの、と彼女はそう言っていた。
その湖は静かな水面を風に晒しながら、夏空の青と雲の白さを鏡のように鮮明に映し込んでいる。……その静寂の合間に、水の跳ねる音と泡の爆ぜる音をちいさく響かせた。それから無音の水中。外気のそれとはまるで正反対にじんわりと冷めている水の中は、彼女が思っていた以上に心地よかった。…水面に顔を出す。弾けた水しぶきが太陽のひかりの中できらきらと舞い踊った。彼女はすぐそこの岸で仏頂面のまま突っ立っている黒い彼に目を向けて薄く微笑んでみせた。それから額に張り付いた髪を避け、纏っている裾の長い肌着を軽く整えながら口を開く。
「シャドウは?……泳がないの?冷たくて気持ちいいよ?」
「…………………いや……遠慮しておく」
彼の赤色の双眸に苦笑じみた感情が映ったの見て、彼女はよく解らないままこてんと首を傾げてみたが……まぁ本人が嫌なら仕方がないだろう。どこかの青い彼と違ってカナヅチなわけでも無いくせに…と思いながらも彼女は頷いて、もう一度しぶきを上げながら水中へ身を躍らせた。
「……本当は、リリスが泳いでいる姿を見ていたかっただけじゃないのかい?シャドウ」
不意に背後から聞こえた声。それを聞いた彼の仏頂面が盛大に不機嫌な表情に変化した。その顔を隠すことすらしないまま、彼はイライラとした目線を背後に…そこに居る、自分と同じ姿をした相手に向けた。
「……………………………………………………………………なぜ貴様がここに居る……メフィレス」