ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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振るわれた鋭い切っ先が金属を切断し、燻されたような鈍い銅色の鎧がすっぱりと切れ落ちた。馬から引きずり降ろされた王は地に伏し、辺りに鎧の破片が飛び散る。乗り手を失った馬は、まるでこの国に蔓延る黄泉の騎士達のごとく黒い煙になって失せた。
「Yes!I did it!」
ソニックが聖剣を掲げて高らかに言い放った。傾きかけた陽光を反射し、剣が一際煌びやかに輝いて戦いに勝利したことを誇示する。
「うむ、なかなかの健闘ぶりだったではないか、ソニック」
「そいつぁどうも。カリバーン、お前のお陰だぜ?」
「……お前が素直に感謝するとは……気味が悪いな」
「なんだよ、ひとがマジメに言ってるってのにさ」
不死の力を解き、アーサー王を倒し、……すぐにとは言わずとも、少しずつこの世界は良い方向へ向かう。はずだ。カリバーンとの軽口の中に安堵が見え隠れする。
「さて、あとはこの鞘を……マリーナに渡して、と」
地に伏した王の鎧から鞘を抜き取るべく歩み寄ったとき、カタリと小さな音がした。
「What…?」
「どうした、ソニック」
「今、鞘が……っ」
何の前触れもなく、ガタガタと鞘が動き出した。聖なる武具で封じたはずの力が働いている。鞘は青い光を放ち始め、突風が吹き抜けた。光は強まり、容赦なく視界を遮る。その合間にソニックは光るそれから距離をとった。
そのとき、がりがり、と剣を引きずる重い音がした。あのアーサー王の物々しい剣が出す音だろうか。
それから、喉の奥で抑えつけたような笑い声。それも先ほどの低く落ち着き払った王の声などではない、よく通る若い声だった。押し殺した笑い声はやがて高らかなものに変わっていく。楽しくて楽しくてたまらない。そんな哄笑だった。
「ははっ、やっぱり鎧なんてものは邪魔でしか無いよなあ……お前もそう思うだろ?」
響く楽しげな笑い声。がらん、と金属を蹴飛ばす音。向かいに立つソニックが、呆然と口を開く。
「……Hey……こいつは、どーいうことだ…?」
「………さあな、ずいぶんとキツい冗談だが」
カリバーンの声にも動揺が色濃く伺えた。ソニック達の視線の先、壊れた鎧を押し退けて中から出てきた者─────暗黒を纏う暗く沈んだ青、喜色に彩られた深緑の瞳は底知れず。それでも楽しげに歪む口元が、ソニックと寸分違わぬ声音を発した。
「マリーナも面白いヤツを召喚したもんだぜ……なあ?風の騎士さんよ」
ソニックと瓜二つの外見を持つハリネズミが、アーサー王の大剣を軽々と担ぎ上げて嗤っていた。
夢じゃないけど黒騎士ネタ。
ひみリンでもそうでしたが、絵本シリーズの登場人物にテイルス達によく似ている人は出てきてもソニックに似ている人が居ないですよね。(ソニックがもう1人居たら絵本の世界に行く必要が無くなっちゃうんですが)
で、黒騎士のアーサー王の鎧を引き剥がしたら、ソニック似の人物が出てきた!ってなったら面白いなっていう話です。いろんな設定無視、しかもどう考えても闇落ちです中二です本当に(以下略)
アーサー王の鎧とソニックの等身ぜんぜん合わないですねぇ。きっと拘束具的な役割を果たす鎧とかだったら大丈夫かと…!(それなんていうロックマンゼロのオメガ