ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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トルネードの点検をすると言ったテイルスと、それを手伝いたいと申し出たチップをスパゴニアの街外れに残したまま、ピックル教授とエミーの待つ大学へ向かっている途中…菓子を買いに立ち寄った店先でソニックは見慣れた後ろ姿を見つけた。自分よりも少し小さな彼女が、バケットが見える紙袋を抱えて石畳の上をひょこひょこ歩いている。
「Umm…リリス?」
こんなとこに…?と疑問が声に出て、なぜか疑問系になった言葉に反応してリリスと呼ばれた彼女は危なっかしく振り返った。ソニックと眼があうと、にこりと笑顔を作って駆け寄ってくる。
「ソニック!久しぶり~!」
「そーだな、しばらくぶり…。っと、なんでここに?今日はシャドウとは一緒じゃないのか?」
この場に居ない黒い彼の名前を出すと、リリスは苦笑いに似た複雑そうな顔をしたものの、うーんとね、と小声で話し始めた。
「シャドウの…任務でね………星が壊れてからあちこち大変みたい…。今回はGUNのスパゴニア支部に用があるらしくて」
「ふうん……なかなか面倒なんだな」
「うん。……ほら、大陸間の移動がだいぶ不便になったでしょ?カオスコントロールで移動しようにも今はカオスエメラルドを持ってないから……だからわたしが一緒に来たの」
わたしならカオスコントロール使えるから。とリリスがのほほんと言った。
“カオスエメラルド”その単語が出てきたとき、ソニックは内心で苦笑をする。エメラルドの力が失せたのも地球が割れることになったのも、元を正せばエッグマンのせいであり、それをみすみす見逃してしまったのは(あの状況だったとはいえ)自分の落ち度だ。…それをシャドウに知られれば、どんな皮肉を言われるのだろう。今から言い返す言葉を考えておいた方がいいかもしれない…。
「なるほどな…あいつもあっちこっち飛ばされてんだな。……それでその荷物は何なんだ?」
話題をさりげなくすり替えつつソニックが問う。……だいたい予想はついていたが。
「あぁ、実は街中でエミーに会って、ソニックが帰ってくるからランチー!とか忙しそうだったから、お手伝いだよ。シャドウはまだ帰って来てないみたいだしね」
わたしも僭越ながらランチに同席させて頂く次第です。リリスがにこにこと笑った。
「OK、じゃあエミーが待ちくたびれてハンマー振り回す前に教授のとこに行くか」
「はい!」
「それ持つぜ。ほら、」
「わっ!…ごめん!」
半ば奪うように紙袋を取ると、またリリスは苦笑じみた笑みを浮かべる。それからスパゴニア大学へ向けて歩き出したソニックの後をついて、リリスが小走りになった。
「しかしまぁ……GUNの任務ねえ…俺はてっきり、お前ら二人で新婚旅行かなんかかと思ったんだけどなー。シャドウついにやったかと…」
「へ?新婚?なんで?」
「……」
……相変わらず何もわかっちゃいないようだ。シャドウ頑張れと心の中でエールを送って、ソニックは何でもないさ、と誤魔化す。
とりあえずこのネタはシャドウに会ったときに使おうと決めて、反応が楽しみだと一人ほくそ笑んだ。
大学に到着し、なぜかエミーに捕まり手伝いをさせられているシャドウに遭遇するまで、あと数分。
SWAで星が壊れていた時って他キャラはどうしてたのかと考えて。とりあえずエージェントのシャドウ氏は忙しそうかなと。