ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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空飛ぶ感覚ってのは走るのとはまた違った感覚で気持ちいい。って俺がそう言うとリリスはひとつ唸って首を傾げた。まさか落ちたら~、とか言うつもりか?
「走るのは良いけど、飛ぶのはなあ……落ちたりしたらイヤだなぁ…とは思うよ」
Wow、マジで言いやがったぜ。墜ちるくらいなら飛ばないね!
「それにさ、高いところでしょう?」
そりゃそーだ。せっかく飛べるなら地味に低空飛行なんてしやしないさ。ちょいと肩を竦めて見せたとき、好奇心と悪戯心が不意に出しゃばってきた。
「え、ちょっ!?」
戸惑った彼女の言葉をまるまる無視して隠していた力を開放する。視界が七色の輝きに覆われたと思ったとたんに体がふわりと浮き上がる。幾多の輝きは混ざり合って溶け合って、最終的には金の色合いを作ってベールか何かみたいに俺の体を包み込んだ。それは一瞬には変わりないが、その間にも気持ちは決まってる。いつも前へと進む心が今は方向を変えて、上へ上へ。意志に反応したエメラルドの力が金色に浮かぶ体を羽根のように軽々持ち上げる。OK、
「Come on!」
まだ戸惑いまくってるリリスをしり目に手を差し出してみた。
「…………スーパー化なんて……ソニックずるいよ」
すねたみたいに呟くその様子がなんだかおかしくて、思わずプッと吹き出すとリリスの顔がほんのり赤くなる。まったく、可愛いやつだよお前は。
「わ、笑ったな!」
「I beg your pardon!」
誤解すんなよ!別にからかうつもりはないんだ。
「Sorry…。ほら、来いって」
「う~……」
まーだ戸惑ってるのか……しゃあないな、と諦めてリリスの片腕を掴んだ。驚いて上がる顔。俺の手から伝わった金色がリリスを包む。
「なら、否が応でも連れてくからなー?」
「、わっ?!」
二人分の体が重力を無視して浮かび上がった。リリスの驚いた表情が面白い。文字通り、あっと言う間に地を離れて一定の速度で空に向かう。
「……凄いな。ソニックはいつもこんな風景見てるんだね」
おっ、素直な感想だな。リリスがしきりに辺りを見回してそう言うもんだから、笑って返して、またからかうように言ってやる。
「手、離すなよ!飛ばしていくぜ!」
返事なんて聞く前に、風景が線みたいに流れていった。
な?飛ぶのも悪くないだろ?
スパソニとランデブー。