ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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夕方6時過ぎ。空が藍色に染まり、オレンジ色の日の光が吸い込まれるように地平線へと消えていった頃合い。部屋の中で声が上がった。
「えぇ───……」
今し方、眼の前で劇的な変化をとげたソニックをぽかんと見つめるリリス。すらりとした細身の青い姿が、あれよあれよと言う間に長い夜色の毛を持った姿変化したのだ。
「……」
「……あー…、悪い、リリス。驚かせちまったみたいだな」
その声も低くなっているし、気まずそうに頬を掻く指先も爪が伸びている。口を開くたびに尖った牙がひょっこりと顔を出す。
「はぁあ~」
彼が直前までリリスの家からやたら帰りたがった理由……なるほど、もしかしてこの姿を見られたくなかったのだろうか。今までの彼の行動を思い起こしてみる……確かに彼がリリスに会う時間帯は星が割れて以降ずっと昼間に偏っていた。不思議には思っていたが、まさかこんなことになっているなんて。
改めてリリスはソニックの姿を上から下まで眺めてみる。……ふかふかもふもふ
「な、なんだよ?」
「……」
無言ですっと手を伸ばす。リリスの細い手がゆっくり動き、ぽん、とソニックの頭に乗った。真顔でその手が動く。ナデナデ。ソニックの頭をひたすら撫でる、撫でる、撫でる……。
「へ?はァ?!ちょっ、Hey!な、何なんだよいきなりっ?」
ワケが解らないまま照れたように慌てるその顔に、リリスは満面の笑みを向けながら叫んだ。
「もふもふしてる!!」
ソニックが半ばぽかんと呆けた隙にリリスはソニックに飛び付いて、頬をぐりぐり押し付ける。するすると指通りの良いきれいな長い毛が心地よい。
「あったかー。もふもふ~。いつもよりトゲがへたってるう~」
ふにゃっと緩んだリリスの横顔をじっと見つめながら、─────────さすがに怖がられるかと思ったのに。と、ソニックは人知れず安堵のため息を付いた。拒絶されることさえ覚悟していたというのに、リリスはあっさりと変異した姿を受け入れた………全力の抱擁付きで。
「コレ…怖くは…ないのか?」
無意識のうちに恐る恐るといった様子で問いかける。動きを止めたリリスが顔を上げて接近して、鼻先を突っついた。
「平気だよ。だって中身はソニックまんまだし、何よりもふもふ」
……もふもふなのはポイントなのか。複雑な心境だがしかし、まぁいいか、彼女の笑顔が見られたのは悪くないしと完結して取りあえず彼女を引き離すことから始めようと思い直した。
(と、取りあえず離れろー!)
(やだ~!)
ウェアホッグさんもふもふ。SWAの待機モーションは癒される…