ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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強い風が吹いて部屋の窓がガタつく。カタカタと鳴ったのを確認した後、読んでいた本に栞をはさんで立ち上がり、ぐっと背伸びをした。パキパキと背骨が鳴ったそのとき後ろの方でカタンと窓を外から開ける音がした……どうやら今の風は予想通りにアイツの仕業らしい。
「Good afternoon!!」
「うぉう!」
流暢な英語といっしょに背中にタックルもどきを食らう。ぐらりと揺れた足を踏ん張って体勢を立て直して、背中……まぁ身長差的に腰の辺りにくっ付いている青いのを見下ろした。いつものように、そいつは玄関を使うことなく窓から入って来たようだ。
「ちょ、ちょっと、ソニック……毎度のコトだけどあんたこんなことする年齢でもないでしょ」
「なんだよ~。良いだろ?減るもんでも無いんだし」
あっさり離れてけらけらと笑う。くっついて何か良いことでもあるのか、むしろ良いことがあったときにうちに来るのかわからないけれど、いつもこのハリネズミは機嫌が良い。前になんでそんなに楽しそうなんだと聞いてみたら、ここに来て私に会えるからとそう言ってきた。……いつも飄々としているだけにからかわれているとしか思えない。
「おっと、そーだそーだ。どうせ本ばっか読んでて昼飯まだ食ってないだろ?買ってきたぜ~」
なぜわかった……確かにそろそろお腹が空いてくる時間帯だ。ソニックは片手にぶら下げていたビニール袋をテーブルに置いて、中身を取り出し始めた。
「ありがと。……またチリドッグばっかり買ってきてるんじゃないでしょうね」
「No problem!ちゃんと違うのも買ってきたって」
なら良いけど~と言い残しキッチンに向かう。グラスを片手に冷蔵庫をあさってコーラのボトルを探し出し、部屋へ戻ったときにはテーブルの上に並んだチリドッグとハンバーガー……ちょっと待て、
「……あんたチリドッグ4つも食べるの?」
「ん」
イスの上で体育座りをしつつデリバリーのドリンクのストローを口にする姿になんだか苦笑してしまう。この分だと予想通り、お店で買った分をさっさと飲み干してコーラおかわりしそうだ。
「走ると腹減るんだって。わかるだろ?」
「まぁ……そりゃあそんなバカ速い速度で走ったらお腹空くよ。カロリー消費ハンパないだろうなあ」
「まぁな」
炭水化物と肉類をそんなに食べて細っこいんだからある意味羨ましいねえ、とクスリと笑ってぼやく。
「ちっこいって言うなよ」
「なんで?」
むっとした顔で言われる。いや別に……ここは人間と獣人────もといハリネズミの差なんだからあんまり気にするものでもないと思うけど。
それでもチリドッグをむぐむぐしながらビシッと一言。
「なんでもだ!」
どうやら意地?こだわり?のようだ。私はちょっと呆れて肩を竦める。
「まぁ良いけどねー……小さくてもいいじゃない、気にしない気にしない」
3分の2ほど消費されたチリドッグを片手にソニックが納得いかないようで、むすっとした顔になる。
「大きいだの小さいだの、そんなのはどうでも良いってこと。そういうの抜きにして私はソニックが好きだし」
さらりと言ってやると緑色の視線が私から外れて宙を泳ぎ、最終的には手の中の昼飯に行き着いた。それから小さく息を吐く。なにやら機嫌が良くなったようだ。
「全く……よくサラッとそういうこと言えるよなぁー。ま、今回はそれで良しとしとくぜ」
また手元のチリドッグを口に運びながら、言ってることとは裏腹に楽しそうに言った。
一般な夢主。
かっこいいソニックも素敵ですがたまには15歳年相応なソニックも良いのではないかと。人間にしたら中三くらいですし、まだ少し子供っぽい年頃な感じで