ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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〔魔の神を祭ったその町は、神に生け贄1人を差し出すことで町の民999人の安寧と繁栄を保っていました。〕
〔その町のとある少年は嘆きました。─────生け贄だったのは、少年の想い人だったのです。〕
〔どうして彼女でなければならないのか?少年は苦悩します。〕
〔少年は、誓いを胸に駆け出しました。どんな犠牲を払っても絶対に彼女を救ってみせると。〕
〔そして少年は─────〕
ぱたん、と本を閉じる。分厚く豪華な装丁の本を見下ろして、口を開いた。
「興味深い……この物語の少年はどうすると思う?999人を犠牲にして想い人を救うか、それとも街の平穏を得るためのやむを得ない犠牲として想い人を見捨てるか……」
メフィレスが眼を細めて楽しそうに喉を鳴らす。シャドウは億劫そうな目線を手元の書類から引き剥がしてメフィレスを睨んだ。
「その本はもう読んだ。少年の行動はどちらでもない」
「おや、読むのが速いね」
メフィレスが肩を竦めた。赤い眼と緑の眼が一瞬合って、赤い眼がそらされる。
「999人を敵に回し、少年は神を殺す。どんな犠牲を払っても構わないと考えた結果だ。……判断としては悪くない」
「ふむ………もしキミがその立場になったら、同じ事をするかい?」
街全員が敵。勝ち目の無い戦いだけれど。
メフィレスが愉快そうに頬杖をついたが、一方のシャドウは眉間にしわを寄せて低く呟く。
「当然だ。立ちはだかる敵は残さず潰す」
陰った赤い眼がぎらりと光を反射した。
冒頭は某神曲より。