ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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こいつの立ち位置は相変わらずニュートラルなままだ。
手にした携帯端末の画面を追う目線、思案に明け暮れる表情を眺めながら思う。
俺が何度誘ってもこちら側に来ようともせず、ただ遠巻きに見ているだけ。それでも俺自身からは以前と変わらずの距離を保ったままなのが奇妙だった。別に俺のやっていることを知らないわけでもないだろうに、何事も無いかのように振る舞う様がどこか心地よい。
「─────それで結局、反転世界に繋がってしまうくらい大きな空間の歪みはあれから見つかってないんだって」
「そりゃー良かった。あいつらがこっちに来てコソコソしてる可能性は今のところ無いってことだな」
「ん、そうだね。まぁモビウスの技術力も考慮すると、いつ何時繋がってしまうかも解らない状況ではあるらしいのだけど」
リリスがテーブルの上に端末を放って、脇にあったドリンクのストローを口に含む。数回飲み込んで、俺に視線を合わせた。
「それで、向こうのやつらとは会ったことあるの?」
「もちろん。戦いもしたしな」
「へええ、敵なのにスカージがそこまでご執心ってのも珍しい」
「そーか?別に、こんくらいは普通だろ?警戒してるんだよ」
「ふうん、そうなのかー…」
できればリリスとモビウスの連中(特にソニック)が出会うようなことは避けたい、と思う。もう一人の自分、もとい別世界の自分でもあるあの偽善者野郎がこいつと出会ってしまったら…………なにを吹き込まれるか解ったもんじゃないからな。
「まぁいいや。とにかく、死にかけるようなことはしないでよね」
「はは、考えとくぜ。……っと、あー……いつも悪ぃな、情報回してもらって」
「……うわあ、スカージがお礼言ったよ…」
「別にたまには良いだろ?言っとくがこんなときくらいしか言わないからな」
「はいはい、わかりましたぁ」
取るに足らないくだらない会話。互いに笑い合った。楽しい、と素直に思う。
なんというか、俺の知り得ないところでコソコソ画策しているマイルスだの、(俺が仕向けたとはいえ)いちいち色目を使ってくるフィオナだの……目下の煩わしい事が全部どうでもよくなってくる。
楽しげな顔をするリリスにまた視線を投げかけ、俺は束の間の穏やかさに浸る。
捏造スカージ。誰だお前は!?
夢主の前ではサディスティック精神もナリを潜める……と良いなぁ
ちなみに補足しますと、モビウスがソニック達がいる世界で、アンチモビウスがスカージのいる世界だそうです。
しかしアンチモビウスにカフェとかファーストフードなんてあるんだろうか。きっとある!