ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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ステーションスクエア。昼下がりのオープンカフェ。テーブルを挟んだ眼前に、黒いジャケットを着込み色鮮やかな緑色の髪をもつ少年が居た。
「なんだよ?そんなに“これ”外して欲しいのか?」
どこかで確実に聞き覚えのある声音で彼は笑った。白い手袋に包まれた片手が伸び、ゆっくりとした動作でサングラスが降りていく。赤いレンズに赤いプラスチックフレームのそれはシンプルなデザインとは裏腹にかなり目立つ。それを平然とかけてしまっているあたりにこの男のファッションセンスが伺えるが、しかし違和感無く似合ってしまっているのだからしょうがない。あっさり外されたサングラスの下から覗く、鋭いシアンブルーの瞳。
「…えーっと………」
リリスは若干引き気味に言葉を探した。
彼の名はスカージ・ザ・ヘッジホッグ。知り合ってそれほど日が浅いわけではないが、初めてあったときの彼のインパクトは結構なものだった。……その面立ちにソニックに似た印象をもってしまっているのだからなおさらだ。ヘッジホッグを名乗る者はなぜだか似通った顔立ちをしているように思えるのだが、しかしそれにしても妙な程に彼はソニックに似ているのだ。それはもはや、ソニックとシャドウが似ている、というレベルの話ではない。
「おいおい、そんなに見つめんなって。それとも何だ?俺が誰かアンタの知り合いにでも似てたってのか?」
頬杖をつき、その顔に浮かぶ愉快げな笑みはどうにもサディスティックな印象を受ける。笑った口元から尖った八重歯が覗いた。
「いや……まぁ、……あはは」
リリスが苦笑じみた顔で誤魔化すように言いつつ、チラリと彼の顔を伺う。
「……煮え切らねーな。言いたいことがあるんならはっきり言って良いんだぜ?」
サングラスのフレームを片手で摘んでもてあそびながらリリスを一瞥。
「た、確かにわたしの友達に似てるとこ…あるかな。外見………でも髪の色が違うか。あっちの彼は青い髪してる」
驚きを隠せないまま言葉を選びつつ答えるが、空色の眼にじっと見つめられてなぜだか妙に緊張してしまう。相手の考えを読もうとしてみても心中を悟らせない眼差しなのだ。一方の彼は青と言う単語に僅かに反応したように見えたが、そのまま足を組み直してイスにもたれかかった。
「ふぅん……」
「ごめんなさいスカージ君。気を悪くさせちゃったなら…」
「いや?そーでもないさ。ただ“青い”ヤツとは少なからず因縁持ってるからな」
あおいやつ?とリリスがソニックの顔を頭に浮かべたところで、彼は肩を竦めて小さく笑った。
「俺が前に居た国の……あー…なんつーかな、…近く?に住んでたヤツ。英雄気取りの偽善者野郎だったんでね。何度かブチのめしたりされたりした程度の関係だけど」
人事のようにさらりと言ってのけ、鼻で笑う。何とも複雑そうな顔をしたリリスが口を開いた。
「(スカージ君の国……ってことはやっぱソニックとは関係ないみたい?)………そ、そうなんだ…なんかスゴいね」
「そうか?普通だろ」
……どの辺がだ、とは言わないでおこう。きっと揚げ足を取られるに決まっているし。
「そういや、お前もあれだろ、何つったっけ?知り合いで変なヤツ居るんだろ?」
「ああ、うんと……変なって言うか、」
「“あの有名な”ソニックとか、な」
ソニックの名前を彼が出したとたん、空色がぎらりと光った気がした。嫉妬のような、憎しみのようにな、羨むような、蔑むような。その眼に少し圧倒される。
「え、えっと、まぁそうだけど……スカージ君はソニックと知り合い?」
「─────いいや?ただ噂で良く聞くだけだぜ」
一瞬だけ反応した彼をリリスは見逃さなかった。笑顔で取り繕った裏に何があるのかはわからなかったが、複雑な感情のようでもあり、単純なものでもある気がして。それでも取りあえずは深く追求することなく首を傾げるだけにとどめる。
「それよりさ、リリス。お前こそそのソニックとはどんな関係なんだ?恋人(ガールフレンド)か?」
にやっと楽しげに笑ったかと思いきや、突然そんなことを聞かれた。図らずも動揺してしまう。
「……へ?い、いやまさか!そんなわけないじゃない!」
とりあえずはソニックにはエミーが居るから!と心の中で叫んでおいた。
「なんだよ、……じゃあ居ねーの?そういう仲のやつ」
「え、うん……まぁいないけど…」
「じゃあさー」
若干つまらなそうに片手でくるりとサングラスを回したあと、肘を突いて身を乗り出し、リリスの片腕を掴んで口を開いた。
「俺がなってやろうか?けっこーお前のこと気に入ったしさ」
妙に熱の籠もった蒼い眼差しに射抜かれて何も言えないまま、リリスは頬が熱くなるのを感じた。
(な ん だ あ い つ は)
(……Heyシャドウ、青筋がリアルに見える怒り方するやつ初めて見た)
(…ハッ)
(そんなに殺気飛ばすなって……余裕ないぜー?)
(あんなものを見せられて殺気が湧かない奴が居るか?そもそも誰だあの男は。リリスに気安く触るな)
(まあ、あれだ……端から見たらboyfriendだな)
(………………)
(Wait!!こんなとこでカオススピア打とうとするなよ!目立つし、あいつらに見つかるだろ!)
(ふん。………しかしあの男…君に似ているような気がするが?知り合いか?)
(はあ?Ahー…?……似てるか?初めて見るヤツだけど)
(そうか、なら別にいい)
(??)
再び捏造スカ氏。
スカージに押されまくってる夢主ちゃん。
アメコミソニック世界のスカージがなぜか公式ソニック世界に来ちゃったぜな展開。ちなみにニコ動ではアホの子扱いされてました。草ァ!