ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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「これはまた……やけに詳しい情報だな」
シャドウは驚きを隠しきれないまま、リリスが差し出した書類に目を通した。事細かに書き込まれた情報に目を見張る。……彼女には必要な情報の収集を依頼したのだが、これほど詳しいものが手に入ったとは……
「GUN情報部並み、か」
「ナメちゃだめだよー?」
満面の笑みを作るリリスに苦笑じみた微笑を返しながら、しかしシャドウの脳裏には疑問が浮かぶ。
「いったい、どこからこんなものを?」
言ってしまってから聞くべきではなかったかと口を噤む。情報を扱う者ならその出どころは言わないのが当然だろう。今の質問は取り消しだとシャドウが付け加えると、リリスは首を振った。
「うーん、一応ね…言っておこうかな。内緒にしておいてね……変な男の子だったんだ」
「…………男の子?」
男の子、と言う単語にぴくりと反応する。一瞬険しくなったシャドウの表情に気づくことなくリリスは記憶を探るように顎に指を当てて言葉を続けた。
「そうそう。えっとね、セントラルシティの裏道側のゲーセンによく居る子なんだけど。緑色の……」
「緑?……バビロンのリーダーではないのか」
シャドウは腰掛けているデスクチェアに深く凭れ、腕組みをしながら問いかけた。
……彼の知る緑と言えばジェット・ザ・ホーク。直接の面識は無いが、リリスは確か向こうのメカニックと面識があったはずだ。
「ううん、ジェット君じゃないよ」
……ジェット…君…?
何時の間に君付けで呼ぶようになったのかと無意識に眉間にしわを寄せたが、しかし取りあえず今はどうでも良いことだと思考を完結させた。
「そのひと情報屋らしいんだけど、…………黒いレザージャケット着てて、赤いレンズのサングラスかけてるの。なんとなくだけど、ソニックに似てるんだよね……まぁ、サングラス取ったとこ見たこと無いから本当になんとなくだけど」
「……」
「今度会ったときにでもチェックして来ようかなあ」
妙に面白そうな様子で話すリリスに対して微妙な……形容し難い不安感が頭をよぎる。まさかな………悶々と考え始めた自分をらしくないと切り捨てて、シャドウは気分を誤魔化すようにもう一度書類に目を落とした。
……後日、リリスと件の少年が二人でステーションスクエアのオープンカフェに居るところをシャドウが目撃するのは…また別の話である。
なんちゃってアメコミのスカージ・ザ・ヘッジホッグ。