ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
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(現代逆トリ注意)
(続かない)
まずこの生活のどっから話すべきだろうか。……そもそも彼の存在自体が割と有り得ないのだからどう説明しても信憑性無さ過ぎ。
それに何というか……早い話がツッコミどころ多量っていうか…わざとでやってるのか素なのかが解らないと言うか……。あ、だけどひとつ解ることがある。彼はぜったいに…×××××だということ。
最初に言っておくけれど、私はマンションで一人暮らしをしてる。今は夏休みではあるものの、一応現役の学生。ちなみに一人暮らし始めて2年目になる。
ことの始まりは一週間前。雷落ちまくって雨降りだった夜……私が自分の部屋でくつろいでるとき、いきなり停電が起きた。まぁ適当に、その辺のどっかの電信柱か鉄塔かなんかに雷落ちたか~とか、むしろブレイカー落ちただけかな?とかそんなくらいに考えてた。停電が起きたのは始めてだったけれど、こんなんでいちいちビビってたら一人暮らしなんてできない。私は玄関にあるブレイカーをチェックしようと部屋を出て廊下を進んだ。そのときだ。廊下の先のリビングで不自然な光が閃いたのは。
「……侵入者?」
私は眉根を寄せたあと、リビングルームと廊下を隔てるドアをそっと開けた。目線を移動させる。ドアの前のソファの向こう側を見た直後、思わず固まってぽかんとした。だって、リビングのド真ん中に変な青い光の塊みたいなのが浮かんでて、そっから石油みたいな重油みたいな…とりあえず火気厳禁っぽい雰囲気で黒色をした怪しい液状の物体がどばどば(?)って床に落ちてしかも煙みたいなもやが漂ってて……、ちょ、おまっ、せっかく今日掃除したばっかりなのに床が汚れるじゃないか?!!おいいいい?!
…私は焦りながらソファの後ろに移動して様子を伺う。頭の中でカーペットのクリーニング代とかどうしようと考える。買いたいもんがあるから無駄な出費は避けたい。しかしとりあえずあの液体(?)はどうしよう。……次買うときは撥水性のカーペットのほうにしようか……かなりリアルな思考がくるくる駆け巡っていた。
それでふと気がつけばあの光は消えていて、相変わらず停電で薄暗い視界の中、あの液体(?)の煙がいきなり膨張した。ちなみに縦に。あれよあれよと言う間に液体(?)と煙は消えて、そこに現れたのは…………全長1メートルそこそこくらいの…何というか…ハリネズミ…に見えるようなぶっちゃけたところそーでもないような黒い生き物。ぴんと立った2つの耳と頭の後ろのトゲトゲ。トゲトゲには灰色のような緑色のような微妙な色のラインが入ってて、…首もと?襟元?あの辺りにふわふわした灰色の毛がある。灰色の手袋とシューズ、鈍い色合いをした金属の両手足の輪っか。あとはキツい印象を受ける鋭い緑色の眼……うん、とにかくそういうやつが辺りをキョロキョロと見回している。
…………か、かわいいじゃないか。目つき悪いけど。目つきの悪さでかわいさが半減してるように見えるけど。もふもふしたいじゃないか。そんなことを思って見つめていたら、ばち☆っと眼が合った。……そしたらなんと、そいつは双眸をすっと、細め、て、
「やあ、そんなところで何をしているんだい?」
…………………………………………………………し ゃ べ っ た よ ?!
思ったより声が低い。思ったより大人びてるじゃあないか口調とか仕草とか!雰囲気とか!くそぅなんというコトだ!!!……その前にまずぜったいに言っておかなければならないことがある!!!!私は立ち上がって相手をビシッと指差しながら迷わず叫んだ。(他人を指差してはいけません)
「始めて人間以外の生き物が意味のある言語を話すのを聞いたッ!」
いやなんつうか手袋はめて靴履いてる人外生物も初めて見た。
「……」
沈 黙 。
目の前の生命体は思いも寄らないことを言われたと言わんばかりに少しだけ目を見開いてぱちぱちと数回まばたきをする。
……あれ?まずい、しくったか?こんなタイミングでさらに笑顔で言うべき言葉じゃなかったか。うわーっハズい、初対面だよ初対面。いや確かにさ、友達とかにアンタって凄い思考能力だよねって誉めてんのか否か全くわからんこと言われたりするけどさ……
「……ぷっ」
………………あ゛?
私は頭を上げる。………だって今、明らかに吹いたよね?………うん、確かに相手が吹いたのを聞いたぞわたしは。をい
「あのー……?」
どうするべきかワケ解んなくなってきたもんだから、とりあえず今度は用心深く話しかけてみる。
「……ふふっ、キミは愉快な人なんだねぇ。面白いな」
……私が物凄い微妙な顔をしていたんだろう……そいつが苦笑した。えー…、な、なんか精神的な年齢の差を感じるんだけど……。私は背中に変な汗をかきつつも何とかまともな質問をしてみる。
「えー…と、それであなたは……?……何者?つか、誰?」
そしたら相手はまたすぅっと目を細めてうっすら笑った。
「……それを聞いてキミはどうするつもりだい?」
いやー、どうするも何も……どーしようもねーよ……
……ありゃ?もしかして軽く警戒されてるのかな?つか人の部屋に勝手に出てきて警戒してくるってマジどんだけだよ。警戒したいのはわたしだよ。……まぁとりあえず当たり障りの無いことを返す。
「う~ん…どうしよう……どうしようか?……って言うかどうしようもないかも…」
思ったまま首を傾げる。自分でも無意識に間抜けなことやったのがありありとわかった。いや……なんつうか…もういいよ(逃)
気分的に「orz」の体勢になりつつも本当にどうしようも無く適当に前髪をいじってたら、相手は腕組みをして口元(?)に手をやりつつ面白そうなものを見る眼でわたしを上から下まで見てくる。見せ物じゃないぞ~ヲイw
「確かにその通りだね……それに、いかにもキミは無害そうに見える」
……待てやコラ、どういう意味だ。ムッと来たからどついてやろうかとした直後、妙に芝居がかった……ジェントルメーンな感じで慇懃無礼なような言ってしまえばいちいちキザったらしい動作で一礼をして、
「ボクの名前はメフィレス」
そう名乗ってきた。先手を打たれた……。う、まさか行動読まれてたか…?…………ちっ、仕方がない…………しかし、めふぃれすか……なんかかわいい名前だなぁ。案外あっさり名乗ったことに少し安心しながらもわたしはそろそろと近寄ってみる。…………ちっさ!!じゃない、思ったよりでかい!!半ば混乱しつつちょっと急角度な感じで下げた目線をそいつに向ける。そいつはぐっと上目遣いだわわわ可愛い。
「わたしはリリス!……名前、メフィレスっていうんだね?」
「ああ、そうだよ」
「じゃあメッフィーね、あだ名」
「メッ…っ…くくっ……」
おい、今度はなんだ…わたしに背を向けて笑ってやがるよ…………………そんなにおかしいか?(真顔)
「悪かったよ……ぷっ、……本当に奇抜な思考をしているんだね……気に入ったよ。リリス」
「おいそりゃ誉めてるんですか貶してるんですか」
「いやだな、誉めてるに決まってるだろう?」
そうかいそうですかい。そんなに楽しそうに言われても嘘つけっていうか胡散臭さ全開だよアナタ。……なんか相手のペースに呑まれてるよねウン。マズいよマジ。そんなこんなで溜め息をついていたら、相手……もとい、メフィレスはもう一度あたりを見回した後、わたしを見上げて呟いた。
「リリス、ところで……ここはどこなんだい?」
………………今頃かよ。
・
(続かない)
まずこの生活のどっから話すべきだろうか。……そもそも彼の存在自体が割と有り得ないのだからどう説明しても信憑性無さ過ぎ。
それに何というか……早い話がツッコミどころ多量っていうか…わざとでやってるのか素なのかが解らないと言うか……。あ、だけどひとつ解ることがある。彼はぜったいに…×××××だということ。
最初に言っておくけれど、私はマンションで一人暮らしをしてる。今は夏休みではあるものの、一応現役の学生。ちなみに一人暮らし始めて2年目になる。
ことの始まりは一週間前。雷落ちまくって雨降りだった夜……私が自分の部屋でくつろいでるとき、いきなり停電が起きた。まぁ適当に、その辺のどっかの電信柱か鉄塔かなんかに雷落ちたか~とか、むしろブレイカー落ちただけかな?とかそんなくらいに考えてた。停電が起きたのは始めてだったけれど、こんなんでいちいちビビってたら一人暮らしなんてできない。私は玄関にあるブレイカーをチェックしようと部屋を出て廊下を進んだ。そのときだ。廊下の先のリビングで不自然な光が閃いたのは。
「……侵入者?」
私は眉根を寄せたあと、リビングルームと廊下を隔てるドアをそっと開けた。目線を移動させる。ドアの前のソファの向こう側を見た直後、思わず固まってぽかんとした。だって、リビングのド真ん中に変な青い光の塊みたいなのが浮かんでて、そっから石油みたいな重油みたいな…とりあえず火気厳禁っぽい雰囲気で黒色をした怪しい液状の物体がどばどば(?)って床に落ちてしかも煙みたいなもやが漂ってて……、ちょ、おまっ、せっかく今日掃除したばっかりなのに床が汚れるじゃないか?!!おいいいい?!
…私は焦りながらソファの後ろに移動して様子を伺う。頭の中でカーペットのクリーニング代とかどうしようと考える。買いたいもんがあるから無駄な出費は避けたい。しかしとりあえずあの液体(?)はどうしよう。……次買うときは撥水性のカーペットのほうにしようか……かなりリアルな思考がくるくる駆け巡っていた。
それでふと気がつけばあの光は消えていて、相変わらず停電で薄暗い視界の中、あの液体(?)の煙がいきなり膨張した。ちなみに縦に。あれよあれよと言う間に液体(?)と煙は消えて、そこに現れたのは…………全長1メートルそこそこくらいの…何というか…ハリネズミ…に見えるようなぶっちゃけたところそーでもないような黒い生き物。ぴんと立った2つの耳と頭の後ろのトゲトゲ。トゲトゲには灰色のような緑色のような微妙な色のラインが入ってて、…首もと?襟元?あの辺りにふわふわした灰色の毛がある。灰色の手袋とシューズ、鈍い色合いをした金属の両手足の輪っか。あとはキツい印象を受ける鋭い緑色の眼……うん、とにかくそういうやつが辺りをキョロキョロと見回している。
…………か、かわいいじゃないか。目つき悪いけど。目つきの悪さでかわいさが半減してるように見えるけど。もふもふしたいじゃないか。そんなことを思って見つめていたら、ばち☆っと眼が合った。……そしたらなんと、そいつは双眸をすっと、細め、て、
「やあ、そんなところで何をしているんだい?」
…………………………………………………………し ゃ べ っ た よ ?!
思ったより声が低い。思ったより大人びてるじゃあないか口調とか仕草とか!雰囲気とか!くそぅなんというコトだ!!!……その前にまずぜったいに言っておかなければならないことがある!!!!私は立ち上がって相手をビシッと指差しながら迷わず叫んだ。(他人を指差してはいけません)
「始めて人間以外の生き物が意味のある言語を話すのを聞いたッ!」
いやなんつうか手袋はめて靴履いてる人外生物も初めて見た。
「……」
沈 黙 。
目の前の生命体は思いも寄らないことを言われたと言わんばかりに少しだけ目を見開いてぱちぱちと数回まばたきをする。
……あれ?まずい、しくったか?こんなタイミングでさらに笑顔で言うべき言葉じゃなかったか。うわーっハズい、初対面だよ初対面。いや確かにさ、友達とかにアンタって凄い思考能力だよねって誉めてんのか否か全くわからんこと言われたりするけどさ……
「……ぷっ」
………………あ゛?
私は頭を上げる。………だって今、明らかに吹いたよね?………うん、確かに相手が吹いたのを聞いたぞわたしは。をい
「あのー……?」
どうするべきかワケ解んなくなってきたもんだから、とりあえず今度は用心深く話しかけてみる。
「……ふふっ、キミは愉快な人なんだねぇ。面白いな」
……私が物凄い微妙な顔をしていたんだろう……そいつが苦笑した。えー…、な、なんか精神的な年齢の差を感じるんだけど……。私は背中に変な汗をかきつつも何とかまともな質問をしてみる。
「えー…と、それであなたは……?……何者?つか、誰?」
そしたら相手はまたすぅっと目を細めてうっすら笑った。
「……それを聞いてキミはどうするつもりだい?」
いやー、どうするも何も……どーしようもねーよ……
……ありゃ?もしかして軽く警戒されてるのかな?つか人の部屋に勝手に出てきて警戒してくるってマジどんだけだよ。警戒したいのはわたしだよ。……まぁとりあえず当たり障りの無いことを返す。
「う~ん…どうしよう……どうしようか?……って言うかどうしようもないかも…」
思ったまま首を傾げる。自分でも無意識に間抜けなことやったのがありありとわかった。いや……なんつうか…もういいよ(逃)
気分的に「orz」の体勢になりつつも本当にどうしようも無く適当に前髪をいじってたら、相手は腕組みをして口元(?)に手をやりつつ面白そうなものを見る眼でわたしを上から下まで見てくる。見せ物じゃないぞ~ヲイw
「確かにその通りだね……それに、いかにもキミは無害そうに見える」
……待てやコラ、どういう意味だ。ムッと来たからどついてやろうかとした直後、妙に芝居がかった……ジェントルメーンな感じで慇懃無礼なような言ってしまえばいちいちキザったらしい動作で一礼をして、
「ボクの名前はメフィレス」
そう名乗ってきた。先手を打たれた……。う、まさか行動読まれてたか…?…………ちっ、仕方がない…………しかし、めふぃれすか……なんかかわいい名前だなぁ。案外あっさり名乗ったことに少し安心しながらもわたしはそろそろと近寄ってみる。…………ちっさ!!じゃない、思ったよりでかい!!半ば混乱しつつちょっと急角度な感じで下げた目線をそいつに向ける。そいつはぐっと上目遣いだわわわ可愛い。
「わたしはリリス!……名前、メフィレスっていうんだね?」
「ああ、そうだよ」
「じゃあメッフィーね、あだ名」
「メッ…っ…くくっ……」
おい、今度はなんだ…わたしに背を向けて笑ってやがるよ…………………そんなにおかしいか?(真顔)
「悪かったよ……ぷっ、……本当に奇抜な思考をしているんだね……気に入ったよ。リリス」
「おいそりゃ誉めてるんですか貶してるんですか」
「いやだな、誉めてるに決まってるだろう?」
そうかいそうですかい。そんなに楽しそうに言われても嘘つけっていうか胡散臭さ全開だよアナタ。……なんか相手のペースに呑まれてるよねウン。マズいよマジ。そんなこんなで溜め息をついていたら、相手……もとい、メフィレスはもう一度あたりを見回した後、わたしを見上げて呟いた。
「リリス、ところで……ここはどこなんだい?」
………………今頃かよ。
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