ソニック・ザ・ヘッジホッグ(夢)
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
それは何気ない出来事の後の、何気ない会話の終わりから始まった……はず。
「ああ、ありがとうリリス。助かったよ」
そう言ってメフィレスは策士の笑顔を浮かべながらリリスの頬にキスを落とした。
「ッ?!め、メフィレス!?」
直後ビシィ、と真っ赤になって硬直するリリスを愉快げな顔で見ながら、彼女の細い首筋に手を伸ばした……瞬間、メフィレスの背後から一筋の光が突き刺さった。突然ぐらりとふらついた彼に驚き、リリスは思わず後ずさった。……貫通した金色の槍は胸元から数十センチ飛び出した状態で止まっている。
「あ、…え?」
「へえ…これはこれは」
驚いて間の抜けた声とクスクス笑う声。メフィレスはそのまま、後ろへゆっくりと振り返った。そこには眉間にしわを寄せ、腕組みをしながら仁王立ちするシャドウが。長めの前髪の下から怒気を通り越して殺気の詰まった赤い眼が覗いた。
「………………」
「えーっと…シャドウ?どうかしたの?」
後ずさって冷や汗を浮かべるリリスをしり目に、メフィレスはにこりと笑顔を作る。嫌みなほどに晴れ晴れとした爽やかさだ。
「やあ、ずいぶん機嫌がいいね。なにか良いことでもあったのかい?」
「ちょ、メフィレスいきなりそんなこと言っちゃって…なんか解んないけど今シャドウ怒ったっぽいよ?!って言うか刺さってるカオススピアどうにかしようよ?!」
何かを勘違いしたリリスが慌てて言うが、気にしないと言わんばかりにメフィレスは(実にマイペースに)胸元の光の槍もといカオススピアを片手でひっこ抜いた。……できれば聞きたくない痛いSEが聞こえたが、さも当然のように血は出なかった。
「貴様がこれで即死していれば平和に物事が進んだだろうな」
「えぇ?!シャドウ?!」
リリスがシャドウの発言に驚き…そして怪しい雲行きになってきた雰囲気にだいぶ焦る。どうしたと言うのか、この二人は…。
「生憎だけど、そう上手くもいかない体質でね」
ふたりの間に見えない閃光がばちばちとひらめいている……ような気がする。ばちばちばちばち
「ちょ、2人とも何で本気になってるの?!シャドウ!リミッター外そうとしちゃダメ!あぁ!メフィレスだってちょっと、眼が赤くなってきてるから!」
目を白黒させて右往左往するリリスはもちろん、この一連の出来事の根本原因がむしろ自分にあることをいまいち理解していない。その鈍さこそ、日常的にシャドウをひやひやさせ、メフィレスにからかわれる(?)原因になっているのだが本人はいまいち以下同文。すっかり戦闘体勢に以降しつつあるふたりの間でパニック中だ。
「ソレアナの一件で貴様を潰しておくべきだったようだ」
「そっくりそのまま返すよ」
そうしてふたりの足が地を蹴った。
究極生命体vs1/2超次元生命体 TAKE2
(シャドウとメフィレスって仲悪かったっけ……)
(まぁ、良くはないんだろうな)
(わっ!ソニック?!……びっくりした…)
(Hey!そんな驚くなって)
(ごめんごめん。………あ、あのそれで、)
(What?)
(なんで仲良くなれないのかな…ふたりとも…)
(…………………………無理だろ。いろんな意味で)
(……?)
・