オッズアンドエンズ
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「……部屋が占拠されてしまった…」
「あ?なんか言ったか?」
「ゼロはどんな服を着ていても似合うね。今日も格好良いねって思っただけだよ」
「何だそれは。皮肉か」
「うぅん、本心だよ。ここがわたしの部屋で、きみがわたしのデスクチェアを強奪してわたしのベッドに両足乗っけて寛いでいても本心だよ」
「なるほど俺でもわかりやすい嫌味だな。大丈夫だ、居心地はだいぶ良い。正直そろそろ寝そうだ」
「リラックスし過ぎだよね!?イスの背もたれ倒し過ぎ壊れる!」
「ああ、そこのクッション取ってくれ」
「これクッションじゃなくて枕!」
「ついでに何か飲み物」
「酷い」
「たまには先輩を労れ」
「いたわりたくなるような先輩は居なくなってしまった……先輩の胸板を割りたい」
「は?意味がわからん」
「ハイドーゾお茶デス」
「おう」
「正直いつもの姿で今の状態やられてたらさすがのわたしでも摘み出すところだった」
「アーマーは今メンテ中だ」
「今の私服姿を撮影してネットに流したら売れるかな?」
「マージン取るぞ」
「利益取る気だ……」
「肖像権を主張する」
「じゃあせっかくだからもっと良くしよう。髪触ってもいい?」
「本当にやる気かお前…………好きにしろ」
「いやネットに流すのはさすがに冗談だよ!?んーと、ヘアブラシはあっちに………………それではお客様、御髪を梳かしましょう~」
「ああ」
「…………」
「…………」
「…………」
「なんだその顔は」
「梳く意味がないなぁと思って……さらさらで綺麗~」
「それ以外に失礼なこと考えていただろ」
「女の人みたいだって思ったりしてないよ」
「おいやめろ。その手の台詞は聞き飽きてる」
「実際に本人に言う人居るんだ……声低いのに……」
「特に昔はよく言われた」
「大丈夫だよ!ゼロはちゃんと男の人の身体付きしてるよ!」
「二十秒前の自分の台詞を思い返せ」
「ん~……ん~……んんん~~????」
「誤魔化すな」
「よしじゃあポニーテールにしようね!」
「無視か。……おいこら、引っ張り過ぎだ」
「髪長過ぎてヘアゴム使えない……あ、じゃあこれで……よいしょ」
「何だこれは」
「ヘアクリップ。大きいやつだから、髪の毛多くても留まるんだよ」
「ほぉ」
「興味なさげ……まぁいいけど」
「飲み物、おかわり」
「はいはい……了解です。お客様、何に致しますか?」
「甘い系」
「……ジュース?」
「ん」
「甘いもの好きだねえ」
「特に好きではない」
「はい???好きで摂っているのでは……???」
「単純に高カロリーの物のほうが効率良くエネルギーを摂取できるだろう」
「などと意味不明な供述を繰り返しており…(小声) そう言えば、エネルギー缶ばっかり飲んでたよね、昔」
「ああ。まぁな……コーラのほうが美味かっただけだ」
「あっうん、なるほど……? え、じゃあ例えば野菜ジュースとかはどう?甘いものばっかりだといろいろ偏らない?」
「どうして草の汁を飲まなきゃならないんだ?」
「くさのしるとかいうパワーワードが出た」
「大して旨くもない」
「うーん?……うん?子供舌かな?」
「栄養バランスなんざ人間の考えることだしな」
「……、」
「ん?」
「ええっと…………そう……そうだね」
「どうした?」
「なんでも無いよ~。はいどうぞ」
「?」
(夢主が本当は人だと知られてない頃の話)
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