×ジョンデの11題
きゅんって音がするらしいです
●ニョルチェン
「チャニョラー!」
「んー?」
「ヒヒーっ」
ジョンデに呼ばれて振り向けば、すぐそばでにこーって笑って顔を寄せられた。
「な、なに……?」
「べつにー!」
「は……?」
「チャニョリってやっぱりイケメンだなぁと思って」
「あ……あぁ!知ってるし!当たり前だろ……!」
突然のことに戸惑いながら答えると、ジョンデは眉を下げて苦笑した。
「あーあ。自分で言わなきゃもっといいのに」
「へ……!?」
「僕がもしチャニョリみたいにイケメンだったら絶対自分では言わないなぁ。少し謙遜したくらいの方が好感度上がるじゃん」
ま、僕は僕のままで満足してるけど。なんて言い残して、ジョンデは去ってしまった。
え、今のなに……?
呆然と立ち竦んでいると、「なに傷ついた顔してんの?」ってジョンインが言葉を投げ掛けて通り過ぎていく。
は?俺、傷ついてるの……?
もう何が何やらさっぱりわからない。
ただ知っていることがひとつあるとすれば、アイツの甘えた笑顔が俺のこのイケメンな顔よりずっと威力があるっていうこと。
そんなことはすでに身をもって知っている。
はぁ~、なんて溜め息をつけば今度はレイヒョンがやって来て「幸せ逃げるよ~」なんて。
「ハッピーウイルスからハッピーなくなったらただのウイルスじゃん!」って。
誰が言ったかって?
そんなの戻って来たジョンデに決まってる。
あはは!って笑いながら。その笑顔に俺の心臓がキュンって音を立てながら。
「う……うるせー!!」
「わぁー!チャニョリが怒ったー!」
レイヒョン逃げましょう!ってヒョンの腕を掴んで部屋に逃げていったジョンデを、俺は結局溜め息をついて眺めるしかなかった。
「お疲れ」ってベッキョンがテレビの前で笑っていて、「おぉ……」なんて手をあげる。
そうしてまたあの楽しそうな笑顔を思い出して。
俺の心臓、キュンって音がするらしいです。
●ニョルチェン
「チャニョラー!」
「んー?」
「ヒヒーっ」
ジョンデに呼ばれて振り向けば、すぐそばでにこーって笑って顔を寄せられた。
「な、なに……?」
「べつにー!」
「は……?」
「チャニョリってやっぱりイケメンだなぁと思って」
「あ……あぁ!知ってるし!当たり前だろ……!」
突然のことに戸惑いながら答えると、ジョンデは眉を下げて苦笑した。
「あーあ。自分で言わなきゃもっといいのに」
「へ……!?」
「僕がもしチャニョリみたいにイケメンだったら絶対自分では言わないなぁ。少し謙遜したくらいの方が好感度上がるじゃん」
ま、僕は僕のままで満足してるけど。なんて言い残して、ジョンデは去ってしまった。
え、今のなに……?
呆然と立ち竦んでいると、「なに傷ついた顔してんの?」ってジョンインが言葉を投げ掛けて通り過ぎていく。
は?俺、傷ついてるの……?
もう何が何やらさっぱりわからない。
ただ知っていることがひとつあるとすれば、アイツの甘えた笑顔が俺のこのイケメンな顔よりずっと威力があるっていうこと。
そんなことはすでに身をもって知っている。
はぁ~、なんて溜め息をつけば今度はレイヒョンがやって来て「幸せ逃げるよ~」なんて。
「ハッピーウイルスからハッピーなくなったらただのウイルスじゃん!」って。
誰が言ったかって?
そんなの戻って来たジョンデに決まってる。
あはは!って笑いながら。その笑顔に俺の心臓がキュンって音を立てながら。
「う……うるせー!!」
「わぁー!チャニョリが怒ったー!」
レイヒョン逃げましょう!ってヒョンの腕を掴んで部屋に逃げていったジョンデを、俺は結局溜め息をついて眺めるしかなかった。
「お疲れ」ってベッキョンがテレビの前で笑っていて、「おぉ……」なんて手をあげる。
そうしてまたあの楽しそうな笑顔を思い出して。
俺の心臓、キュンって音がするらしいです。