モノクロ∞ブルースカイ
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バスタブに浸かり、ゆっくり身体をほぐす
レイヂの言葉がまだ頭の中に響いている
少しずつ落ち着きを取り戻すと、余計な思念が横入りしてきた
『如何にも権力者で良いじゃないか』
『将来も有望だし、お前を選ぶとは見る目がある』
『お前なら誰でも問題無く仕えられるだろう』
どういう育ち方をすれば、こんな捻くれた考え方ができる様になるのだろう......
真っ直ぐなレイヂの目を思い出す
自分の失礼極まりない思考に嫌悪感を抱き、ため息を吐いた
ポタポタと滴り落ちる髪を掻き上げ、杖を振り、体の水分を吹き飛ばす
バスローブへ袖を通し、ふかふかのベッドへ倒れ込んだ
「明日も学長の所へ行かないと」
忘れない様口に出し、灯りを消して眠りについた
フフフッ
『面白い念子ちゃんだと思ったけど、まさかまさか、魔女だったなんて.......』
気のせいだろうか、
ヴァルバラで尻尾飾りをくれた、女悪魔の声が聞こえた気がした