晴れの特異日
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出発するならば今日が良いと学長に提案された
何でも、年に1、2回しかない特異日なんだとか
「お世話になりました。ラズベリィに宜しくお伝え下さい」
学長へ頭を下げ箒に跨る
灼熱のマグマ川を越え、地下から地上へと飛び出した
「わぁ......」
ずっと地下に居たから解らなかったが、外は夜だった
空は雲一つなく、満天の星が輝いている
きっと、今日は晴れだったのだろう
初めて見る魔界の空
月が2つある所を見て、改めて此処が異世界だと実感する
赤い満月を眺めながら大きく深呼吸をした
さて、何処へいこうか。
とりあえず北は戦場と言っていたし、東か南に行ってみよう。
.......ラズベリィ、また会えると良いなぁ
瞼が熱くなったが、後戻りは出来ないと自分を奮い立たせ、夜空を飛んだ