※ダリ先生悪周期と、オトンジャさん捏造有り





























「あなたは？」


「私はオトンジャ。管理人です」


ダリ先生、悪周期って言っていたけれど、近付けない程ヤバい悪周期なのかしら


「ダリ、せんせい、大丈夫ですか？」


時間が経ったおかげか、幾分か話しやすくなった。

「お会いになりますか？」


会えるの？


「どうぞ、」


すぐ側の扉を通り、別館へ案内される

オトンジャさんがゆっくり扉を開けると、

すやすやと眠るダリ先生が居た


「悪周期中は、ずっと眠っていらっしゃるんですよ」


それこそ、何をしても起きないらしい

ダリ先生のお休みは、言葉通りの「お休み」だとか

悪周期中は無防備すぎるが故に、SDであるオトンジャさんが見守っているらしい

そして、眠りを妨げない様に別館にしてるとか


まぁ、いつも眠そうな目してるものね.....

と、思わず口に出してしまいそうになる。


すやすや眠るダリ先生の寝顔を見てると、何だか私も眠くなってきた


「あれ？オトンジャさん？」


さっきまでそこに居たはずのオトンジャさんが居ない

強い眠気に襲われて、ダリ先生に寄り添う様に、私も自分の毛布に包まって深い眠りに落ちた


















鳥の声が聞こえる


「んん.........朝......？」


ゆっくり瞼を開くと、目の前にダリ先生の顔があった


「ひっ！！！！」

慌てて離れようとすると、腰をがっちりホールドされている為動けない。


あ、身体、元に戻っている


って、それは、置いておいて！！！


「なっ何でこんな........」


「それはこっちの台詞」


起きてるし！！！


「何でキサが此処にいるのかな？」


「それはかくかくしかじかでアリマシテ」


「寝込みを襲うなんて随分大胆だねぇ」


襲ってないです！！


「オトンジャは何をしているんだ」


「知りませんよ！直ぐに居なくなっちゃったんですから！」




ダリ先生はキョトンとすると、




「.....余計な事を」と呟いた