ねんねんころり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「で?君らは何処に向かっていたんだい?」
それはロビン先生に聞いてください
「キサちゃん?キサちゃんは何処に行ったの?」
知るかーーー!!私は此処にいるわ!!
「だーかーらー!!わたしがほんにん...」
と言いかけた瞬間
「あっ!!バラム先生こんな所に!!」
マル先生が現れて、バラム先生に駆け寄る
「ダリ先生が悪周期でお休みに....急で申し訳ないのですが今から授業を代わって頂いて宜しいですか?」
えぇええ!?
「それは大変だ。ロビン先生、この子、宜しくお願いしますね」
と、再びロビン先生に預けられた。
はぁ、とため息を吐き、ロビン先生に向き直る
「いいでしゅか!!なんどでもいいましゅよ!わ!た!し!が!キサでしゅ!」
精一杯の啖呵を切ったつもりだったが、
きゅるるるると鳴った腹の音のおかげで説得力は無かった。
ロビン先生はニコニコしながら
「ご飯にしよう!」と意気込む。
てっきり食堂で食べるのだと思いきや、ロビン先生は学校を飛び出し、教師寮にやってきた。
無茶苦茶だ。
抵抗するのにも疲れた私は、ロビン先生にされるがままだった。
教師寮のキッチンに座らせられ、ロビン先生は料理を始める
「たっべやすいよーうにー♪切り刻む〜♪」
何か歌ってるし.....
ふと、ロビン先生と初めて会った時の事を思い出した。
あの時、ロビン先生と交わした一方的な約束を。
予期せずその通りになっていて、何だか可笑しくなってきた。
「召し上がれ!」
奇妙な歌とは裏腹に、
出来上がった美味しそうなお子様プレートに言葉を失う。
えっ。凄い。
ロビン先生、料理得意だったんだ。
「い、いただきましゅ」
〜〜〜〜〜っ!!!
「美味しい?」
感動のあまり口を押さえて何度も頷く
ロビン先生は嬉しそうに笑い
「あははっ!キサちゃんにそっくりだねぇ」と喜んだ。
「あれ?ロビン先生、その子は?」
仕事を終えた先生達が続々と寮へ帰ってくる。
「キサちゃんの妹さんですよ」
もう、否定するのも疲れてきた。
私、いつになったら元に戻れるんだろう。
「妹?キサの?」
イポス先生に持ち上げられる。
うーんと首を傾げるイポス先生。
「妹....ねぇ?」
まじまじと私を見て呟くツムル先生。
まさか、気付いてくれた!?
期待の目で先生達を見つめ返す。
「何だか、妙な魔術を感じるな」
「ロビン先生。この子本当にキサの妹?」
あれ?あれれ?
「調べてみます?」
マル先生は懐から物騒な物を取り出した。
「ひっ.....!!」
青ざめた私はイポス先生の腕から抜け出し、走り出す
捕まったら拷問される.....!!
あの悪魔なら幼児であろうがやりかねない....!
逃げ出してものの数秒後、エイト先生に捕まった。
「いやぁぁぁぁあ!!だから!わたしが!!ほんにんでしゅーーー!!」
顔を見合わせた先生方は
「「「「何で幼児になってるの?」」」」
........ほっ
とりあえず、ロビン先生以外の先生方は信じてくれた様だ