リクエスト小話
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※イフリート視点
「イフリート先生!付き合って下さい!」
「えっ?」
突然告白だなんて何を言い出すのかと思ったが、どうやら期待した僕の勘違いだった様だ
「調理室の魔コンロが使えなくなっちゃって.....非常に申し訳ないのですが」
あぁ、成程。だから手に鍋を持っている訳ね
「しょうがないなぁ」と尻尾の炎を差し出す
僕の炎を料理に使おうとするのはロビン先生か君位だよ、ほんと。
「有難うございます!」
嬉しそうにいそいそと炎の上に鍋を置く
「.....何を作っているの?」
「ふっふっふー!それは出来てからのお楽しみです!あ、火加減調整出来ますか?そろそろ中火でお願いします」
「注文が多いなぁ....」
加えていたタバコをふーっと吹き出すと
君は申し訳なさそうに笑う
つい、何でも許してしまうのは惚れた弱みだろうか
「あっ!そろそろ良いかな?」
君が鍋の蓋を取ると、ふわりと甘い香りが漂った
「流石先生、とても良い感じです!」
「これ、何?」
鍋の中には小さなパンが沢山並んでいた
「蒸しケーキです!」
出来立てを熱がりながら手に取り、千切ったひとかけらを僕の口元に差し出す
「どうぞ♪」
.......無意識なの?
君の手首を掴み、差し出された指ごとケーキを口に含む
突然の事に固まった君の顔が面白可笑しく、離し際にわざと舌で指を舐めると直ぐに顔が赤くなった
「おかわりくれる?」
「じっ....自分でどうぞ!!!」
「あははっ!冗談。今ので十分」
でも......
差し出されたケーキをつまみ、先程の君の様に、君の口元へ持っていく
「今度は僕が食べさせてあげよう」
ん?と、悪気のない顔で微笑むと
あたふたと焦り始めた
ほんと、君と居ると飽きないね
*・*・*
おわり
「イフリート先生!付き合って下さい!」
「えっ?」
突然告白だなんて何を言い出すのかと思ったが、どうやら期待した僕の勘違いだった様だ
「調理室の魔コンロが使えなくなっちゃって.....非常に申し訳ないのですが」
あぁ、成程。だから手に鍋を持っている訳ね
「しょうがないなぁ」と尻尾の炎を差し出す
僕の炎を料理に使おうとするのはロビン先生か君位だよ、ほんと。
「有難うございます!」
嬉しそうにいそいそと炎の上に鍋を置く
「.....何を作っているの?」
「ふっふっふー!それは出来てからのお楽しみです!あ、火加減調整出来ますか?そろそろ中火でお願いします」
「注文が多いなぁ....」
加えていたタバコをふーっと吹き出すと
君は申し訳なさそうに笑う
つい、何でも許してしまうのは惚れた弱みだろうか
「あっ!そろそろ良いかな?」
君が鍋の蓋を取ると、ふわりと甘い香りが漂った
「流石先生、とても良い感じです!」
「これ、何?」
鍋の中には小さなパンが沢山並んでいた
「蒸しケーキです!」
出来立てを熱がりながら手に取り、千切ったひとかけらを僕の口元に差し出す
「どうぞ♪」
.......無意識なの?
君の手首を掴み、差し出された指ごとケーキを口に含む
突然の事に固まった君の顔が面白可笑しく、離し際にわざと舌で指を舐めると直ぐに顔が赤くなった
「おかわりくれる?」
「じっ....自分でどうぞ!!!」
「あははっ!冗談。今ので十分」
でも......
差し出されたケーキをつまみ、先程の君の様に、君の口元へ持っていく
「今度は僕が食べさせてあげよう」
ん?と、悪気のない顔で微笑むと
あたふたと焦り始めた
ほんと、君と居ると飽きないね
*・*・*
おわり