ねんねんころり
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バビルスのとある教室の一角で、その会合は密かに行われていた
「キサさん......の...........を.......本日......」
「失敗は.......許されない........」
ーーーーーーー
カルエゴ先生の言付けで医務室に来た
「失礼します」
「キサか、これをカルエゴ卿へ」
ブルシェンコ先生から薬を受け取る。
何に使うのかは聞かされていないが、魔力がどうとかって言っていた。
まぁ、魔力が無い私にとって不要の物であることは確かだ。
「キサ、すまないが少し此処に居てくれないだろうか、この後向かうクラスの資料を職員室に忘れて来てしまってな。誰か来たら待つように伝えてくれ」
「承知致しました!」
「すまない。助かる」
ブルシェンコ先生は足早に医務室を後にした。
先生の代わりに椅子に座る。
難しそうな資料や、壁に貼られた注意事項等を眺めながら先生の戻りを待っていると、「んん.....」と誰かの声が聞こえた。ベッドを使っている生徒が寝返りを打ったのだろうと対して気にしていなかったのだが、「キサさん....」と名を呼ばれた為振り向いた。
その瞬間
「今こそ!!!」
という叫び声と共に何かを吹きかけられる
「なっ!?何......!!?」
思わず吹きかけられた物を吸い込んでしまい、
視界が揺らぐ
「う..........」
何?頭が痛い
目の前がグラグラして気持ち悪い
吐きそう
毒?私死んじゃうの?.......こんな所で....?
目の前が真っ暗になり、堪らず意識を手放した
「......ーい........おーーい.....!」
ん......
意識が戻ってくる
うっすら目を開けると
ロビン先生が私に向かって呼びかけている姿が見えた
生きてる、良かった......
ゆっくり身体を起こす
「ちゅみましぇん」
ん?呂律が回らない。
言葉を発したのは自分の筈なのに、聞き慣れない声がした。
まさか....と、ゆっくり自分の姿を確認する。
ぷにぷにの肉厚な手。動きにくい身体。ぽよぽよの幼児体型。極め付けは聞き慣れない高い声。
嘘.......
「君、どこから入ったの?親御さんは?」
私、子供になってるーーーーー!!??
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