お部屋探しは巡り合わせと運次第
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「実は僕。学校の理事長でね。君にもその学校で働いて貰おうと思うのだけどどうかな?ちゃんとお給料は出すし、住むところはこの屋敷か、嫌なら学校近くの寮もあるよ」
学校の理事長....!!!!
成程納得!!
というか魔界に学校なんてあるんだ!?
「嫌だなんてそんな....!!!私にできる事なら何でもやります!住むところは...色々見てから決めても宜しいでしょうか...?」
「勿論♪じゃあ早速必要な物を買いに行こうか、っと、その前にその服は着替えた方が良さそうだね」
考える余裕も無かったが、実はスウェットにモコモコ靴下というパジャマ姿なのだ。
オペラさんから洋服と靴を渡され、さっきの客間に戻る
「....オペラさんて何者?」
着替えて立ち鏡に写る自分の姿に驚いた。
サイズはピッタリ。
自分の体型に合ったAラインのワンピース。丈も丁度良い。
おまけにピカピカのショートブーツまで。
ブーツから覗く紫色のハイソックスがアクセントカラーになっていてめちゃくちゃ可愛い
仕上げは浮き上がり防止のリストバンド。
見た目と違ってかなり重いらしいが、私には解らない...。
ブーツにも錘が入っているらしい。
何はともあれ普通に歩けるのは有難い。
コンコンコンッ
「サイズは如何でしょう」
オペラさんの声がする
「はっはい!!ピッタリです!有難うございます。今出ていきますね!」
慌てて部屋を出る
「とてもお似合いですよ。」
部屋から出てきた私を見て一言。
は、恥ずかしい....
「では、参りましょうか」
屋敷の前にはこれまた禍々しい馬車。
カボチャ?カボチャの馬車?
「はーい♪キサちゃんよく似合ってるね。じゃあ行こうか」
ガタガタと動き出す馬車。
外の様子も気になるが......
窓に写る自分の姿.....
私、さっきの立ち鏡でも思ったけど......
若返っていないか....??
「.....あのぅ....」
「ん?」
「私、いくつに見えますか?」
「18歳くらいじゃないの?」
(10歳もサバ読んでる.....!!!!!)
「2○(ピー)歳です.....」
「へぇ、魔界に来て若返っちゃうなんて、益々不思議な子だねぇ。」
はは....は。
まさか自分が見た目は子供、頭脳は大人な状況になるなんて誰が想像しただろう。
どうせならそっちに異世界トリップしたかったわぁぁぁぁあーーー!!!