さよならの前に
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カルエゴ先生付きの用務員として忙しない日々を送り、教師達に揶揄われ、週一回となったオペラさんとのトレーニングに加えて、家では本を読んで勉強を行い、悪周期が訪れると休みを貰う。
そんな充実した日々を送っている最中に、トラブルは起こるんだよなぁ
でも、これは流石に予想外
「ん〜久しぶりぃ〜俺の事覚えている〜?」
不気味な笑顔、間延びした話し方、目の下の3本線
忘れるはずがない
「私に何の用.....?」
家の入り口に立っていた男を睨みつける
「お迎えに来たよ〜キサちゃん〜?」
「私を迎えに?誰の指図かしら。生憎だけどそんなに暇じゃないのでお断りします。そこをどいてください」
「つれないなぁ。じゃあ、無理やり連れていっちゃお〜♪」
咄嗟に身構えるが、目の前の男はそれ以上の速さで私の手足を拘束する
目で追えない。全力を出しているのに振り払えない。こいつ、強すぎる。
「誰か!!!!!!!」
大声で助けを呼ぼうとする口も塞がれた
シロ、シロ?返事して。
「これは無い無いしていこうね〜?」
目の前に指輪を見せつけられる。
いつの間に....!!?
何とか抜け出そうと身を捩るが、
体を拘束された状態で口を塞がれ、酸欠で頭がぼうっとしてきた
視界が暗くなり、
そのまま意識を失った
「お姫様は〜お城に閉じ込めておかないとねぇ〜」