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やばいやばいやばい
頭の中が考えでいっぱいになる
そもそも悪魔に月経ってあるのか?
あれば今直ぐにでもモモノキ先生の元へ走るが、万が一ない場合は人間だとバレてしまう
リスクが高すぎる
昔調べた記憶ではこういった体質は人間特有のもので、他の生き物には殆どないらしい
様々な種族が存在する魔界だと認識が無い方が自然だ
そうなると唯一知識があるであろう入間君に頼るのが得策。
でも、彼は今問題児クラスの中にいる。
きっとカルエゴ先生もいる。
怪しまれるに決まっている。
脳内であらゆる選択肢を提示し、消去法で1つの答えを導き出した
「バラム先生しかいない.....」
きっと、助けてくれる
生理は今始まったばかりだが、経血が漏れるのも時間の問題
この際何と言われようと隠し通さねば
汚れた衣類を腰に巻きつけ、スカートの下に再度運動着のズボンを履く
更衣室からスタートダッシュをきめて、バラム先生の準備室へ向かった
怖い
すれ違う生徒達の視線が怖い
染みてないだろうか
大丈夫だろうか
不安でいっぱいになる自分を「大丈夫、大丈夫」と落ち着かせながらひたすら走った
「っバラム先生っ!!!」
声を震わせながら準備室に駆け込んだ
「キサくん?そんなに慌ててどうしたんだい?」
居なかったらどうしようという不安を他所に、
バラム先生はそこにちゃんと居てくれた
「た、大変な事が....助けて下さい!」
縋り付く様に駆け寄ると
「ちょっと待って」
まさかの制止
この反応は予想外で、正直詰んだと死を覚悟した
「なっ、どうして....」
「キサくんと接する心の準備が出来ていない」
「ふざけてないで助けてくださーーい!!」
不安と心配と怒りで感情がカオスになりそう