目標はいつだって
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カルエゴ先生の指示に従い
高台で先生と生徒達が来るのを待った。
つい最近の事なのに、ここでオペラさんと初めての特訓を行った日が、遠い昔の様に感じる
試験を受ける話をしてからは、毎日理事長宅に通い
オペラさんの飴と鞭のおかげで厳しい特訓も乗り越える事が出来た
私の実力、みせたるわーー!!
1人で燃え上がっていると
先生、生徒達一向がやってきた
「キサさーん!!」
「入間くん!あれっ?入間くん問題児クラスなの?」
「ははは.....うん。そうみたいです....」
「イルマ様何者ですか!?」
「イルマち!!ずるい!私も混ぜて!」
超絶美形のイケメンと
可愛らしい女の子が間に割って入ってきた
あらあら可愛い
入間君のお友達かしら
っと、イケメンの方は入間くんの喧嘩相手じゃない?
「初めまして。私はキサ、入間君とは故郷が同じよしみなの」
今はバビルスのカルエゴ先生付きの用務員である事も添えた
「だから、生徒のあなた達と関わる事も多いかも。宜しくね」
「アスモデウス・アリスです。宜しくお願い致します。キサさん」
「キサちん!私はクララ!宜しくね!!」
「粛に!!!!!」
カルエゴ先生からルート説明が行われる
オペラさんから「飛行レース」の話を聞いた時は頭を抱えたなぁ
翼を持たない私は特訓の時同様、岩山を飛び移って進むしかない
その為、今日は普通のブーツで試験に臨む
全力を出す為にリストバンドも外した
軽く準備運動をしていると
「キサさんも参加するの?」
ジャズ君から話しかけられた。
問題児クラスにいる事に疑問はない。
「そうだよ。ちょっと確かめたい事があってね」
「ふーん、じゃあさ賭け、しない?」
賭け?
「俺が勝ったらさ、キサさんの連絡先教えて」
少女漫画みたいな賭けの提示で思わず吹き出しそうになった
若いなぁ、お姉さんだったらもっと実になる条件にするのに
「じゃあ私が勝ったら、私の物盗まないと約束して」
「乗った!」
って言っても癖でやっちゃうんだろうな。
若者の悪ふざけに乗ってあげるのも大人の勤めよね。
「翼を広げろ!!」
入間君はどうやって乗り切るのか気になるが、今は自分の心配をしよう
集中してスタートダッシュの体勢を取る
「スタート!!」