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「今日も、お休みなんですか.....?」
「よっぽどショックだったんだろうねぇ」
あれからカルエゴ先生はずっと休んでいる
「クラス分けの会議には出席して欲しいけれど....返信無いんだよねぇ」
ダリ先生は携帯をいじりながら呟いた
「こうなったら仕方が無い」
「どうするのですか?」
ダリ先生は立ち上がると私の両肩に手を置いた
嫌な予感しかしない
「今日の会議、カルエゴ先生付きの君が代理として出席してくれる?座ってるだけで良いから」
はぁぁぁぁああ!!!???
「そんなの無理に決まってるじゃないですか!!嫌です!お断りします!!」
「大丈夫!!大丈夫だから!!」
「ダリ先生の大丈夫は1番信用できません!そんなの余ったクラスにすれば良いじゃないですか!カルエゴ先生ならどんなクラスでも関係なさそうだし、残り物には福があるっていうじゃないですか!大体大事な日に欠席する方が悪いんですよ!」
と、言い放った後で直ぐに後悔した。
ダリ先生、まさか
「そこまで言うなら仕方がない」
いやいやいや何その黒い笑み
「今の発言。全て取り消します」
「もう遅い」
ダリ先生は意気揚々と会議室へ走って行った
慌てて追いかけようとしたが、体が動かない
原因となった人物を、目だけ動かし睨みつける
「キサちゃんごめんね〜。こんな面白そうな事放っておけなくて」
「マルっ、、、、先生!!!」
私の首には気持ちの悪い虫が巻き付いていた
「痛い思いしたく無かったら、動かない方が良いよ〜」
相変わらず、悪気なんてこれっぽっちも無さそうな顔で何してくれるんだこの悪魔は
「このままじゃカルエゴ先生に迷惑が....!!」
「キサちゃんを独り占めして、罰が当たったんじゃないかな?」
「なっ....!?」
マル先生はにっこり笑って
「そう思ってるの、僕だけじゃ無いと思うよ」
だから
「余計な事はしない。いいね?」