ようこそ新入生諸君
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明日からカルエゴ先生付き....
職員室を出ようとした所で呼び止められ、
告げられた配属
まぁ、拷問学でないならと、マル先生には申し訳ないが了承した
カルエゴ先生が担当する教科って何だろう?
色々な想像を膨らませながら廊下を歩く
校内には新入生達が溢れていた
報告書も終わったし、入間君の顔でも見に行こうかな
行き交う生徒達の話に耳を傾けると
「凄かったよ、主席と特待生の喧嘩」
「やっぱ理事長の孫強ぇ〜!!」
け、喧嘩!!??
振り返り、話をしていた生徒を引き留める
「君達!その、特待生、入間君は今どこにいるか知ってる?」
「医務室にいると思うけど....」
教えてくれた生徒に礼を言い、医務室へ向かう
入間君、怪我してなければいいけど....
「失礼します」
「あ、キサさん」
医務室に入るや否や、元気そうな入間君と目が合った
「怪我はない?喧嘩したって聞いて心配で」
「はは、僕は大丈夫なんですけど....アスモデウス君?は気を失っちゃって....」
入間君はベッドで横になっている生徒を心配そうに振り返った
と言うことは、本当に入間君が喧嘩に勝ったということ?
「入間君って強いんだね」
「い、いや違いますよ!!たまたま!!あのっ禁忌呪文の効果でたまたまですよ!!」
いやぁ、謙遜しちゃって可愛いなぁ
思わず入間君の頭を撫でてしまった
「前にも言ったけど、何かあったらお姉さんを呼ぶんだよ」
入間君は撫でられ慣れていないのか、顔が赤くなっていた。その姿が愛らしく笑みが溢れる。
本当に、弟みたい。
「そうだ!入間君、今日一緒に理事長のお家に行っても良いかしら?」
「えっ」
「理事長の事だから入学祝いするでしょう?私も一緒にお祝いしたくて」
入間君の顔がぱぁっと明るくなる
「勿論です!キサさん、一緒に帰りましょう!今すぐに!」
入間君、こんなに積極的な子だったっけ?
何かイメージと違う様な
まぁいいか。
「キサさん、その、手を繋いでも良いですか?」
「ん?良いよ」
はいっと手を出すと、
入間君は優しく握り、私の手を引いた
「.....く....なぁ」
....入間君?
「何か言った?」
「いいえ、何でもないですよ」
ニコニコ顔で返事するが、解せない
何か呟いていた気がしたんだけどなぁ
うん。気のせい気のせい
空耳のせいにして、私と入間君は仲良く理事長宅へ帰宅した
入間(離したくないなぁ)