初仕事
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バラム先生。
オペラさん並みに強そうだし、
.....取ってもいいかな?
いやいや。待て待て。
オペラさんとこれを取るのはいざという時って約束したじゃないか。
リストバンド有りでもいけるかしら?
「っし!!!宜しくお願いします!」
結局そのままで
自信満々に卓に付いたのだが
「はいっ。僕の勝ち」
瞬殺でした。あっさり負けた。
やっぱりリストバンド取れば良かったぁーー!!
「バラム先生無慈悲ー!!」
「言い出しっぺはキサくんじゃないか」
「んんっ!そうですけれども!」
「キサくんも思ったより強くて驚いたよ。筋肉なんてほとんど付いてなさそうなのに」
「女性の体のことをあれこれ言うのは失礼ですよバラム先生」
「ええっ。ごめんね。」
「冗談ですって。バラム先生って律儀ですね。」
本当は上司と部下の関係にあたるのに、威張ったり畏まったりしないバラム先生。
初めは怖いと思ったけど話してみると全然怖くない。
警戒心が無くなり油断した私は、
「私、異世界から来たんです」
ぽろっと溢してしまった。
「異世界?」
バラム先生は首を傾げる
長い沈黙の後
「私、ちょっとお手洗いに」
席を立とうとすると謎の植物が飛んできて縛り付けられた
「異世界ってどう言うこと?君に角や牙がない事と関係ある?尻尾もないよね?」
バラム先生は鼻息荒く興奮していた
こわいこわいこわい
「た、食べないでくださいぃいいい!!!!!」
幸い足は縛られていなかったので、右足のブーツを脱ぎ全力でバラム先生を蹴飛ばした
「ごほっ」
「あっ!!ごめんなさい!!!食べないでください!私多分不味いですから!!」
「食べないから、食べないからちょっと落ち着いて話をしようキサくん.....」
バラム先生は蹴られた腹を押さえながら
泣き喚くわたしを宥めてくれた