初仕事
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※バラム視点
今日から新しい用務員がくる。
問題ないか確認して欲しい。
と、カルエゴ君に呼ばれて職員室に来た。
他の教師陣も楽しみにしているのか、職員室はその子の話題で持ちきりだった。
「やー!すごかったよ!あの細腕でめちゃくちゃ早い玉投げるの!あれは処刑玉砲師団が黙ってないね」
「遠目だったからわからないけどさ、かなり長い時間居たよね。結構タフなのかな」
「用務員にしとくにゃ勿体ない?」
「そういえばカルエゴ先生話してましたよね!?どんな感じでした?」
話を振られたカルエゴ君はため息をつき
「特に何もないですよ」
反応が薄すぎて、他の教師陣は興が削がれたのか各々の業務に戻っていった
コンコンコン
扉を叩く音がした
「あ、僕行くよ」
扉を開けようとしたその時、
職員室になんとも悪魔らしからぬ女の子が顔を覗かせた
角も牙も見当たらない
じっとその子を観察していると
「やっと来たか」
カルエゴ君が声をかけると、それに気付いた女の子の顔がぱぁっと明るくなった
嬉しそうにカルエゴ君へ走り寄る
.....カルエゴ君を纏う空気がどことなく柔らかくなったような.....
気のせいかな?
本人に言うと怒られそうなので、黙って2人の会話を聞いていた
「今日はバラム先生について行くように」
ここには他の教師が居るし、万が一の事も考えて僕の準備室でこの子の素性を確認するんだね。
危険な雰囲気はないし、確認する必要があるのだろうか、寧ろ....
いや、変な憶測はやめよう
キサくんを僕の準備室に招き、本題に入る
彼女は僕の質問を聞いた途端表情が変わった
さっきまで貼り付けた様な笑顔だったのに、
やはり何か隠しているのか?
ポツリポツリと話し始めた内容に、僕の能力は引っかからなかった
邪な考えで悪魔学校に来たわけではない事は確かな様だ
ならば、
この子は何を隠している?
「腕相撲で勝負しませんか!?」
心の中で積み重なる君への探究心
それが明確になるならば喜んで勝負しよう
「いいよ」
君の秘密を曝け出してあげる
今日から新しい用務員がくる。
問題ないか確認して欲しい。
と、カルエゴ君に呼ばれて職員室に来た。
他の教師陣も楽しみにしているのか、職員室はその子の話題で持ちきりだった。
「やー!すごかったよ!あの細腕でめちゃくちゃ早い玉投げるの!あれは処刑玉砲師団が黙ってないね」
「遠目だったからわからないけどさ、かなり長い時間居たよね。結構タフなのかな」
「用務員にしとくにゃ勿体ない?」
「そういえばカルエゴ先生話してましたよね!?どんな感じでした?」
話を振られたカルエゴ君はため息をつき
「特に何もないですよ」
反応が薄すぎて、他の教師陣は興が削がれたのか各々の業務に戻っていった
コンコンコン
扉を叩く音がした
「あ、僕行くよ」
扉を開けようとしたその時、
職員室になんとも悪魔らしからぬ女の子が顔を覗かせた
角も牙も見当たらない
じっとその子を観察していると
「やっと来たか」
カルエゴ君が声をかけると、それに気付いた女の子の顔がぱぁっと明るくなった
嬉しそうにカルエゴ君へ走り寄る
.....カルエゴ君を纏う空気がどことなく柔らかくなったような.....
気のせいかな?
本人に言うと怒られそうなので、黙って2人の会話を聞いていた
「今日はバラム先生について行くように」
ここには他の教師が居るし、万が一の事も考えて僕の準備室でこの子の素性を確認するんだね。
危険な雰囲気はないし、確認する必要があるのだろうか、寧ろ....
いや、変な憶測はやめよう
キサくんを僕の準備室に招き、本題に入る
彼女は僕の質問を聞いた途端表情が変わった
さっきまで貼り付けた様な笑顔だったのに、
やはり何か隠しているのか?
ポツリポツリと話し始めた内容に、僕の能力は引っかからなかった
邪な考えで悪魔学校に来たわけではない事は確かな様だ
ならば、
この子は何を隠している?
「腕相撲で勝負しませんか!?」
心の中で積み重なる君への探究心
それが明確になるならば喜んで勝負しよう
「いいよ」
君の秘密を曝け出してあげる