魔入ました
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翌日、
理事長とオペラさんが慌ただしく、
落ち着きがなかった理由が漸くわかった
「は、はじめまして」
彼は、鈴木入間
私以外の、人間の男の子
「はじめまして!私はサトウキサ。君も、この世界に飛ばされてきたの?」
「僕は、その、両親に売られて....」
「へ?」
聞けば、彼は生まれてこの方過酷な環境とどうしようもない両親の元で生き延びてきて、
挙句の果てには両親に売られ、
魔界にきたらしい
「た、大変だったんだね」
こんな小さい子が....
私は入間君を抱きしめた
「今まで良く頑張ってきたね...!!でも大丈夫。これからはお姉さんが守ってあげるからね...!!」
「あわわわわわわキサさんっっつ!?」
入間くんは真っ赤になってあたふたしている
「はっ!!力強すぎた!?入間くん大丈夫!?」
「ダダダダイジョウブです(キサさんの胸っ!!あたっあたって!!)」
「そういえば、入間君、身体は?何とも無い?」
心配していると、オペラさんが肩をトントンと叩き、小声で囁いた
「イルマ様は、この世界の人間界からいらっしゃったので、体質に問題はございませんよ」
「はぁ、良かった」
入間君は理事長に縋り付かれ、理事長の孫として迎えられた
本人にその気は無かったそうだが、頼まれたら断れない性格のせいで容認してしまったそうだ
....なんと難儀な性格
「ああああの!キサさんも、人間、なんですよね?」
「そうよ。魔界に来た事情は、君と違うけど....でも、同じ人間だよ」
異世界と怪力の事は黙っておこう.....
「キサさんも、困った事があったら僕に言って下さいね!僕は、弱いけど、力になりますから!!」
魔界に来たばかりで怯えているのに、
なんて可愛いの....!!!
「今度、うちに遊びに来なさい」
入間君の手を握りしめる
たっぷり甘やかしてあげないと....!!!